桃野も議会で提言してきた施策です。世田谷区でもようやく「おくやみコーナー」開設へ
世田谷区議会議員、桃野芳文です。
議会で提言していた施策が一つ実現します。
おくやみコーナーの設置について。
桃野は、ご家族が亡くなった際の区役所での手続きについて、ご遺族の心情的なご負担が少しでも軽くなるようにと施策を提案してきました。
ご家族が亡くなった際、複数の部署を周りそれぞれイチから悲しい話を説明するのはご遺族にとっては大きな負担です。そうした際、区に何度も説明して頂くのではなく、ワンストップで必要な手続きが完結する窓口を開設してはどうかという提案です。
例えば以下は、同じ23区の練馬区の事例。
【おくやみコーナーのご案内】(練馬区のサイト)
練馬区のサイトを見ると
”ご家族等が亡くなられた際の、おくやみに関する多岐にわたるお手続きについて、ご遺族の負担を減らすことができるよう、一括して案内・受付を行う専用窓口「おくやみコーナー」を設置しています。”
と記されています。
他にも桃野が以前調べた際には、葛飾区、豊島区、江戸川区、板橋区などがおくやみコーナーを設置していました。
以下関連ブログです。
ご家族が亡くなった際の手続き。複数の部署を周りそれぞれイチから悲しい話を説明するのは遺族にとって大きな負担。窓口業務改善の提言をしています。
そして今般、世田谷区でも、ようやく本年3月より「おくやみコーナー」を開設することになりました。区から議会への報告によると内容は以下です。
・職員がご遺族から状況を聞き取り、必要な手続きの案内を対面で行う
・開始当初は予約制(週1回、2枠程度。電話予約)
・実施状況を踏まえ拡充を検討
・保険証の返納等、一部手続きの取り次ぎ
など
まだ試行段階ですし、ワンストップで必要な手続きが完結するようにもなりません。まだまだ不十分であり区には更なる取り組みを求めていかなければなりませんが、先ずは一歩前進です。
「おくやみコーナー」が区民の皆さんにとってより良い仕組みとなるよう、桃野は引き続き取り組んでまいります。
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