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世田谷区の桃太郎 桃野芳文Webサイトです
2024-02-11

区立中学校での授業も、大人から与えられたテーマをこなすのではなく、子ども達が自主的に思考することを重視して進められているように思います。

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世田谷区議会議員、桃野芳文です。

今日、2月11日(日)は建国記念の日で、明日は振替休日。カレンダーでは3連休ですね。天気予防を見ると、東京はこの3連休概ね良い天気のよう。梅の花も咲き、徐々に春が近づいている予感もします。

さて、世田谷区議会は2月20日(火)から令和6年第1回区議会定例会がスタートします。この3連休明け、2月13日(火)が、本会議での代表質問・一般質問の質問通告期限(代表質問は11時、一般質問は12時)。国会では「議員から政府側への質問通告が遅く、行政職員が深夜まで残業を強いられている」という問題が報道されていますが、世田谷区議会の場合は質問通告期限は絶対。これを1秒でも送れると受け付けられることはありません。時間厳守は良いことですね。

以下、関連ブログ。

2/20から世田谷区議会本会議。認可外保育施設(託児ルーム)での乳児死亡事件についても区長に問います。こども達を守るための取り組みを提案します。

そんなタイミングですので、桃野はこの3連休、多くの時間を質問準備に注ぎ込んでいます。本会議で良い質問をするためには事前の準備こそ大切。昨日は、準備の一環としての意味合いもあり、地元の区立中学校に足を運んでいました。

拝見したのは「校外学習発表会」。桃野の子ども時代を振り返ると、校外学習は社会の授業の一環として民間企業を訪問したり、図画工作の授業で写生(スケッチ・水彩画など)をしたりといったことに取り組んだ記憶があります。

学校によっていろいろなやり方があるのかもしれませんが、今回拝見した発表会を見ていると、校外学習は「総合的な学習(探究)」の一環として行われているようです。

総合的な学習(探究)の時間】(文部科学省のサイト)

 総合的な学習(探究)の時間は、変化の激しい社会に対応して、探究的な見方・考え方を働かせ、横断的・総合的な学習を行うことを通して、よりよく課題を解決し、自己の生き方を考えていくための資質・能力を育成することを目標にしていることから、これからの時代においてますます重要な役割を果たすものである。

(以上、文部科学省のサイトから引用)

発表会を見ていると、今回の校外学習は、生徒がグループを作り、自分達で何に興味を持ち、どのように学ぶか、を話し合った上で進められていたことがよくわかりました。まさに事前の準備が大事。

先生からは「行き先は○○区、××区、△△区の中から選ぶように」程度の指定があるのみで、行き先、交通手段、どこで昼食を取るかなどなども生徒達に任されているよう。そうなると、まずは生徒自身が考える、その上でグループ内で意見をすり合わせていく、その上で実行手段に落とし込んでいくことが求められますね。

そして、事後の発表会では、自分達の学びを発表資料として作り込み、発表時の役割分担を決めて、タブレットとスクリーンを活用しながらの実施。中身は「上野・浅草の歴史」「都市における公園の役割」など大人が聞いても、知的好奇心を掻き立てられる素晴らしい内容でした。

区立中学校での授業も、大人から与えられたテーマをこなすのではなく、子ども達が自主的に思考することを重視して進められているように思います。

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