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世田谷区の桃太郎 桃野芳文Webサイトです
2024-02-07

世田谷区の認可外保育施設で生後4か月の男児が死亡。痛ましい事件が起きてしまいました。心より男児のご冥福をお祈りします。

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世田谷区議会議員、桃野芳文です。

世田谷区内で痛ましい事件が起きてしまいました。

衷心より亡くなられた男児のご冥福をお祈りします。

本日、10時からの世田谷区議会「子ども・若者施策推進特別委員会」で、この件について区側から報告がありました。又、16時からは都内で遺族らが記者会見を開いたそうです。

世田谷区がこの件を最初に区議会で明らかにしたのは昨年の12月19日。男児の死亡から6日後でした。その際は委員会の最後に口頭のみ(資料なし)での報告でした。以下、12月19日の会議録から抜粋です。

 

◎松岡 保育認定・調整課長

口頭にて失礼いたします。先日、区内保育施設にて発生しました事案について、急遽御報告いたします。十二月十三日水曜日、区内にある認可外保育室にて在園児童が救急搬送されましたが、死亡が確認されました。現在、原因を捜査機関が調査中のため、このたび口頭報告させていただきました。内容等については、明らかになり次第、御報告いたします。報告は以上です。

実は、この12月19日は15時から世田谷区長の定例記者会見が開かれていますが、そこでは一切、この件には触れられていません。

以下リンクから、記者会見の文字おこしをご覧頂けます。

区長記者会見(令和5年12月19日)】(世田谷区のサイト)

区長記者会見の動画はこちら

その後、1月11日の定例記者会見でも区長はこの件に一切触れず。区長は、男児の死亡について知っていながら、その後の記者会見では一切その話をしなかったということになります。

そして、本日。この死亡事件が大きく報道されるやいなや、区長はコメントを出しました。

【区長コメント】

当該乳児のご冥福をお祈りするとともに、心からお悔やみを申し上げます。現在、捜査中と聞いていますが、区としては今回の原因を究明し、検証委員会を立ち上げて再発防止を促します。また、区内で0歳児を預ける認可外保育施設を対象に実施している緊急抜打ち検査を2月中旬までに完了させます。

抜き打ち検査って、こうして事前に告知したら抜き打ちにならないのでは?と思うのですが、それはさておき、今回の男児の死亡について”報道されてしまったからコメントを出した”ように感じるのは私だけでしょうか。

世田谷区内にある認可外保育施設の指導監督権限を持っているのは世田谷区です。今回、死亡事件が起きた保育施設にも世田谷区は定期的な(1回/年)立入検査を実施していました。その上で起きた今回の事件ですから、世田谷区長はいわば”当事者の一人”。

それがこのような態度では、当事者意識に欠けると言わざるを得ません。世田谷区長は警察と連携し事件の全容を明らかにすること、その上で2度とこのような事件が起きないよう再発防止に取り組むことが必要です。

以下、本日の「子ども・若者施策推進特別委員会」資料です。

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