toggle
世田谷区の桃太郎 桃野芳文Webサイトです
2023-11-21

区長は「虚偽だ」というけれど。区長の刑事告訴の件、報道機関は「虚偽とする主張が妥当かどうか」も吟味し、その中身も報道すべきと感じます。

LINEで送る
Pocket

 

世田谷区議会議員、桃野芳文です。

報道によると、保坂世田谷区長が「区長選挙の前に、自身に関する虚偽の情報を自動音声の電話で区民に広められた」と、警視庁に刑事告訴したそうです。

以下、保坂展人氏個人のX(旧ツイッター)より。

こちらの報道では、どんな電話がかかっていたのか音声も流れています。保坂展人氏の個人Xより。

でも、これは刑事告訴に値するものなのでしょうか。桃野は疑問に思います。

上記報道によると区長が「虚偽だ」としているのは以下の音声のようです。

1)

「公用車で別荘に何度も行き来している公用車濫用の問題」、「区長室に1000万円以上の家具を購入する見積もりを取っていたこと」が二度も報道された。

2)「秘書を世田谷区の外郭団体に縁故採用し、月30万円以上も支払っていた」

先ず、1)についてですが、”報道された”と言っているので、ネタ元はきっとこれでしょうね。

「別荘」という表現が妥当かどうかはわかりませんが、保坂区長は、元々家族と共に住んでいたのは狛江市の自宅。区長当選後もしばらくは狛江市の自宅に住んでいました。その後、世田谷区長が狛江市在住ではばつが悪いと思ったのでしょうか。区内に独り住まい用の部屋も借りての2拠点生活。

区長公用車が、狛江市の家、世田谷区のマンション、区役所、2拠点生活に対応するよう、活用されていることは事実です。

そして、区長室の応接家具等の件は、区長のリクエストなのかどうかは知りませんが、業者が区に出した見積もりが1000万円以上と高額であったことが報道で指摘されています。

そして2)については先ず、保坂区長が社民党の国会議員だった際の秘書であり、区長の私的な政治団体の事務局長でもあった40代半ばの男性が世田谷区の外郭団体である「社会福祉協議会」(社協)に採用されたことは事実。

この男性は、社協に新しく設置された「日常生活支援センター長」というポストで採用されたのですが、その当時の社協の事務局長は現区長の区長室長で定年を迎え、その後、社協の事務局長に就任した人物。区長、元区長室長(それも天下りでお世話になっている)のよしみで、情実採用が行なわれたともとられかねない状況だったのです。

更に、このセンター長というポストは「4月からの採用で月に16日勤務、月給33万円」という条件であったのが、その正式採用前の1月から3月までの期間についても、急きょ同じ人物が同社協で3ヶ月間雇用されることになりました。これについて「通常より優遇されているのでは」と感じるのも自然ではないでしょうか。

区長は、公募を経ての採用だと主張していますが、公募と言っても、社協のホームページ(あまり多くの人が見るものでは無いでしょう)などを通じて、公募が行なわれ、応募は1件、その1件の人物が採用されたという経緯です。

”これは縁故採用だ!”という主張に対して、批判される立場の区長が「虚偽」とまで言って刑事告訴できる状況でしょうか。

今回の区長の刑事告訴の件、報道機関はこうした過去の状況についても理解した上で報道された方が良いと感じます。

LINEで送る
Pocket

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です