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世田谷区の桃太郎 桃野芳文Webサイトです
2023-05-30

ふるさと納税による区税流出額。56→70→87億円と来て、令和5年度は97億円と増大の一途。区民の暮らしのためのお金が流出し続けるのは厳しい!

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世田谷区議会議員、桃野芳文です。

昨日の企画総務委員会にて報告がありました。「令和5年度のふるさと納税による区税への影響額」。

令和5年度は速報値(★)ですが、寄付金額合計(区税流出額)は97億を超えました。9,727,398千円。ふるさと納税制度の利用者は137,487人で、今や区内の納税義務者の約26%にもなります。遂に4人に1人を超えてしまった。

昨年以降の数字は以下。今年も傾向は変わらないと思われますが「世田谷区へのふるさと納税の金額」は「世田谷区から流出したふるさと納税の金額」を大幅に下回っています。ちなみに下記表で令和2年度の世田谷区が受領した寄付金額が突出していますが、これは大口の寄付があったことによるもので、他の年度とは大きく事情が異なります。

桃野はふるさと納税制度を利用したことは一度もありません。世田谷区民として世田谷区に納税するのが当然だと思っていますが、制度がある以上、区民の皆様が「どうせ同じように納税するなら、お得に返礼品をもらおう」と考えて他自治体に納税するのも無理からぬことと思います。

以下関連ブログ。

本日(1/19)夕刻のニュース番組にて「ふるさと納税による財源流出の一方で起きていること」を解説させてもらいました。早速様々な反響を頂いてます。

これまで何度も訴えてきましたが、東京特別区(23区)、東京都は力を合わせ、国に対してふるさと納税制度の改正を訴えていかなければなりません。そして制度改正を訴えながらも、その間並行して世田谷区は魅力的な返礼品(返礼品=モノばかりではない)をラインナップし、少しでも多くの方が世田谷区にふるさと納税をしてくださるよう努力して”世田谷区民のお金を守らなければ”なりません。

★令和5年5月8日現在のデータによる集計値。今後の確定申告の情報等により額が増える可能性があります。

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