「世田谷区妊活オンライン相談事業」始まりました。妊活や妊娠、不妊治療等に関する専門性の高い内容を、LINEを通じて無料で相談することができます。
世田谷区議会議員、桃野芳文です。
もう30年ほどになるでしょうか。「日本は少子高齢社会へ一直線、若者が子どもを産み育てやすい環境づくりを」と言われ続けてきました。政府もこの間、手をこまねいていたわけではないでしょうが、少子化は止まる気配がありません。
現岸田内閣はこれを長年の我が国の課題とし「異次元の少子化対策」を掲げ、子育て世帯への経済的支援の拡充や、幼児教育や保育サービスの充実などを目指すと表明しました。
岸田総理大臣が記者会見で述べた「異次元の少子化対策」
進めるための財源は?
年始からの主な動きをまとめました。
NHK日曜討論での各党の主張も👇https://t.co/2I7eujIMLw
— NHKニュース (@nhk_news) January 10, 2023
人々が、経済的な理由や子育て環境の不安などから、子どもを産み育てることを断念することがないよう、子どもを望むカップルへの支援を充実させることが必要です。加えて少子化対策であれば未婚率を下げる、つまり結婚を望む人々を支援する施策も必要でしょう。
以下は厚生労働省のサイトに掲載されている資料「年齢階級別未婚率の推移」ですが、各世代で未婚率の上昇は顕著。例えば、30歳から35歳男性の未婚率を見ると1990年は32.8%だったものが、2015年には47.1%と15ポイント上昇しています。
東京都の小池知事も新年度予算(令和5年度予算)に、少子化や子育てへの対策として今年度より2000億円多い、およそ1兆6000億円を盛り込むことを表明しました。小池都知事曰く「東京から少子化を止める決意」とのこと。
東京都の小池知事は、少子化対策を充実させるため、18歳以下に月5000円を給付する方針を正式に決めるとともに、第2子の保育料の無償化などにおよそ1兆6000億円を新年度予算案に盛り込むことを12日明らかにしました。
「『東京から少子化を止める』という決意」https://t.co/UrMNKVwkmT
— NHKニュース (@nhk_news) January 13, 2023
東京都の政策、予算は当然世田谷区の政策、予算にも反映されます。桃野も世田谷区議会にて今後、こうした政策、予算の審議を行ってまいります。
さて、これも少子化対策の一環と言えるでしょう。世田谷区では本日より「世田谷区妊活オンライン相談事業」が始まりました。LINEを通じて「テキストメッセージ」「Zoom」「通話」を使って匿名で相談可能。妊活や妊娠、不妊治療等に関する専門性の高い内容を、不妊症看護認定看護師や胚培養士、臨床心理士などの専門職に、無料で相談することができます。
主な相談内容
・不妊・不育等の検査や治療に関する情報、医療機関への相談方法等
・将来の妊娠のための健康管理(プレコンセプションケア)、性感染症の予防等
・家族及び周囲の理解と協力、仕事との両立、メンタルヘルス、里親制度の紹介 他
※妊活以外にも、月経トラブル、夫婦コミュニケーション、更年期などの相談も可。
回数無制限、無料で相談いただけます。是非ご活用ください。
相談事業の詳細は以下、世田谷区のサイトをご覧ください。
【将来の妊娠・出産を望む方々へのサポート「世田谷区妊活オンライン相談事業」のご案内】(世田谷区のサイト)
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