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2021-12-07

ラグビー元日本代表小野澤宏時さんによるオノタケ式ボールゲームの授業。子ども達が自発的に話し合ってチームを作り、楽しそうに駆け回っていました。

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世田谷区議会議員、桃野芳文です。

本日は、明日の本会議に先駆けて議会運営委員会理事会。そして、その前に世田谷区立祖師谷小学校へ。

ラグビー界のスーパースター、小野澤宏時さんによる「オノタケ式ボールゲーム」、小学校3年生への授業を見学するために足を運んできました。

オノタケ式ボールゲームは、ラグビーボールを使って、走る、パスするという点ではラグビーと同じですが、タックルなどの身体接触はありません。そして、四角いグランドやトラックの中に4ヶ所ゴールを作り、その中を踏めば点が入るゲーム。ラグビーよりも簡単に子ども達がパス、ランプレーを楽しむことができますし、戦術の自由度も高く、どうすれば点が入るかを子ども達が考えることで楽しみを見出していくゲームです。

 

 

 

小野澤さんと世田谷区内でのスポーツ振興について様々意見交換を始めたのが約4年前、2017年11月のことです。以降、小野澤さん、そして関係各位の皆様にご協力を頂き、これまで区立小学校での授業などが行なわれてきました。

こちらは過去ブログ。

本日はラグビー元日本代表、小野澤宏時さんと多岐にわたる意見交換。「オノタケ式ボールゲーム」の楽しさも勉強に】(2017.11.16 桃野ブログ)

これまでの区立小学校での授業と比べて、今回は更に進化していました。子どもたちはGPSを着用。子どもたちの動きから、どれくらいの運動強度になっているのか、授業の前半と後半で子どもたちの動きがどう変わるか(様々気づきの有無の比較)などを分析し、授業の効果を測定したり、更なる改善点を探ったりとの取り組みが行われていました。

今回利用されていたのは、ラグビーやサッカーのトップアスリートが試合や練習の際に身につけている機器のシンプル版というようなものです。以下写真をご覧ください。

このように子どもたちに身につけてもらいます。

この機器で子どもたちの位置、スピード、走る距離などがわかります。小野澤さんの授業だけでなく、普段の体育の授業でも、こうした機器を使えば、どういう授業がどういう効果を子ども達にもたらすか把握することができそう。

オノタケ式ボールゲームが大事にしているのは、子ども達に自ら考えさせること。うまくいくにはどうすればいいか。うまくいかないときはどう改善すれば良いのか。チームで話し合う時間が頻繁にとられ、子ども達も頭と体を使ってゲームを楽しんでいきます。今日も子ども達同士、時に激論(?)を交わしながら、どんどん動きが活発になっていく様子がわかって、見ていても楽しかった。今日もとても良い授業でした。桃野も引き続き、世田谷区でのオノタケ式ボールゲームの普及に取り組んでいこうと思います。

今日は小野澤さんとの写真を撮らなかったので、昨年11月授業の際の写真をアップ。

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