区議会議員ご一行が「公費を使って」「交流を目的に」海外に行く必要は無い
西オーストラリア州バンバリー市。
州都パースから南に約180kmの位置にあります。
私は、残念ながら訪れた事はありませんが、野生のイルカが泳ぐ海、豊かな森林に恵まれた美しい街だといいます。
毎年、世田谷区内の小学生5年生がバンバリー市を訪れ交流を重ねているほか、バンバリー市の小学生も世田谷区を訪れホームステイや学校での授業等で交流を深めています。
今年はバンバリー市との姉妹都市提携20周年。
6月10日よりの9日間、デイビッド・スミス市長他、14名の訪問団が世田谷区にいらっしゃっていました。
一行は、世田谷美術館、世田谷清掃工場などを視察。
15日(金)の夕方には区議会にて姉妹都市提携20周年再確認宣言書が調印されました。
その夜は、区議会主催の歓迎会。
楽しい国際交流のひとときとなりました。
今、世田谷区議会では議員団の海外派遣について議論がされています。
そして「相互交流の一環として議員団を結成しバンバリーを訪問する」という意見が多数を占めています。
もちろん主張している議員の前提は「費用は公費負担」。
しかし、私は、区議会議員の議員団が「公費を使って」「交流を目的に」海外に行く必要は無いと主張しています。
相互交流が必要という事であれば区長や議長など立場を代表する者がコンパクトな形で行けば良い。
そういった交流の中で、互いの都市が友情を育むことはできるでしょう。
区民の税金を使っての海外派遣なら、子ども達や若い世代が海外で新しい経験をしたり、その国の文化を学んだりといったことに使うべき。
区や区議会は、そういったことを続けていくための仕事をすればよいのです。
バンバリー市の皆さんと話をして、「世田谷区の子ども達をよろしくお願いします!」との思いを再確認です。
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