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2021-02-04

菅総理の長男と総務省幹部の関係について。総理は国会で「親と子は別人格」と言うが。

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世田谷区議会議員、桃野芳文です。

週刊文春の報道が世論を揺さぶっています。


菅義偉総理大臣の長男が、 衛星放送事業などを手掛ける「東北新社」で総務省担当を務め、総務省ナンバー2の総務審議官ら幹部4人を老舗料亭等で接待。食事の他、お土産とタクシーチケットを渡すなどしていた。という内容です。

今朝の一般紙でも記事になっていました。


移動中、ラジオで国会中継を聞いていたら、丁度この問題について野党議員が質問していて、菅総理が気色ばんで反論する様子が伺えました。菅総理曰く、自分と長男は別人格。自分は預かり知らないこと。問題があれば総務省で対応するべき案件だ。といったような答弁でした。自身がこの問題の当事者とは考えていないよう。

桃野は、ラジオを聞いていて思わず「えー」と声が出てしまいました。総理はわかってないんだなと。なぜこのような報道で世間が騒いでいるのか、国民が怒りを感じるのか。

週刊文春の記事によると、この事件に至る流れは以下。

・2006年9月、当時総務大臣として初入閣した菅氏が、長男を大臣秘書官に抜擢。長男は当時25歳。バンドマンからの転身だった。これについて菅氏は2009年6月22日の週刊プレイボーイで「バンドの人が体を壊して辞めて。(長男は)またプラプラしていたから」と答えている。

・2008年、長男は菅氏の後援者で、東北新社の創業者である植村伴次郎氏のもとへ。伴次郎氏は、菅氏の長男が東北新社に入社後も菅氏への支援を行っている。伴次郎氏とその長男は菅氏が代表を務める政治団体に8年間で500万円を献金。

・菅氏の長男は、東北新社入社時から総務省を担当。

・2012年2月、総務省は、衛星放送基幹放送の業務に関し、東北新社が運営する「囲碁・将棋チャンネル」を認定。

・2017年、総務省は、東北新社の子会社(東北新社メデイアサービス)を高精度の4Kの実用放送に関し、衛星基幹放送事業者に認定。

・2010年10月から12月にかけて、総務省の幹部が菅総理の長男らから接待を受けていた際の様子を週刊文春がキャッチ。

先ず菅総理、バンドマンとして過ごしながら安定した職についていなかった(=プラプラしていた)長男が心配だったのでしょう。かといって、いきなり大臣秘書官にする?税金で給料もらうのですよね?と驚くのが普通の感覚ではないでしょうか。

今日の国会質疑の中で菅総理は「ルールに基づいて大臣秘書官にした」と強い口調で反論していましたが、ルールに基づいていれば「フェア」と言えるかと言えばそうではないでしょう。誰を大臣秘書官にするのか。それは厳格なルールがあるわけではなく、採用する側の良心に任されている部分が大きいのでは。かといって誰でも自分の好きな人を選び、税金で給料を払って良いわけではありません。

次に長男の東北新社への就職。記事を見れば、これはいわゆる親のコネ入社。もちろんそれ自体が悪いわけではないとは思いますが、その後、長男がどのような仕事をさせられるかという点には何の想像もしなかったのでしょうか。東北新社側からすれば「菅氏の長男」という看板を使って、総務省との関係をうまく作ろうと考えても何ら不思議ではありません。

そうなれば、総務省の幹部らもフェアに仕事がしにくくなる。総理はそうは思わなかったのでしょうか。総務省にとっても長男にとっても良いことにならないのではないかと。それとも逆に「長男の面倒みてもらうんだから相手先にもメリットがないと」とでも思ったのか。

もしかして、もしかすれば、長男が総務省の幹部らと東北新社のパイプ役だったことを菅総理は知らなかったのかもしれません。仮に、仮にそうだとしてもここまでの流れを見れば「自分は関係ない。親と子は別人格」と言えるようなケースであるとは到底考えられません。

記事を読む限り、文春も時間をかけてしっかりと取材をしているよう。まだ第二弾、もしかしてその後も?続編の記事が待っているような気がします。

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