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世田谷区の桃太郎 桃野芳文Webサイトです
2020-12-04

政府、国会に対し「婚外子差別撤廃のための戸籍法改正を国に求める意見書」を提出します。

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世田谷区議会議員、桃野芳文です。

本日は令和2年第4回世田谷区議会定例会の最終日。議案の採決等が行われました。令和2年度一般会計予算の第四次補正予算等、各議案は全員賛成の結果。

一方、請願の処理に対する賛否では「婚外子差別撤廃のための戸籍法改正を国に求める意見書の提出に関する請願」については賛否が別れました。委員会での「趣旨採択」に対して自民党のみが反対。その他の会派は賛成。

請願の内容は以下です。

【要旨】

以下の内容を含んだ、戸籍法の改正を求める意見書を国に、提出してください。

1、戸籍法第49条第2項第1号を削除し、出生届における、嫡出子、嫡出でない子の別の記載欄を廃止すること。

2、戸籍法第13条第4号及び第5号を改正し、戸籍の実父母との続柄及び養親との続柄を廃止し、続柄廃止に伴い性別を明らかにする必要がある場合は性別欄を設けるよう改正すること。

同様の趣旨の請願は、これまでも世田谷区議会に提出されたことがあります(平成29年4月24日区民生活常任委員会の会議録を参照ください)。その際桃野は、婚外子の人権尊重、婚外子差別の要因除去に繋がるものと考え賛成(=会派を代表して委員会で趣旨採択)しましたが、自民党は「不採択」、公明党が「継続審査」を主張し、結果本会議での「趣旨採択」には至りませんでした。

今回は本会議での採決の結果で「趣旨採択」ですから、世田谷区議会から政府、国会に対して「婚外子差別撤廃のための戸籍法改正を国に求める意見書」を提出することになります。良かった!

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