世田谷区長の「文書隠しを正当化するような弁明」について
予算特別委員会。
昨日は「総括」です。会派の持ち時間は32分。
私は、10分程度の質問時間を使い、区長に2点の質問をしました。
主旨は以下です。
①
区長は「情報公開」を看板政策に掲げているが、看板に偽りがある。
本当に「情報公開」をすすめる気があるのか。
【質問詳細】
ブログでも何度かご報告していますが、「区の補助金の使い方に問題がある」と追及を続けています。
役人は虚偽答弁、文書隠しで、追及を妨害。
私は、文書隠しに対して、審査会に「不服申し立て」を行い、争いを行っています。
しかるに、その審査会に区長の名前で「文書隠し」を正当化する弁明が提出されました。
本当に「情報公開」をするつもりがあるのか。
区長に直接問いました。
【区長の答弁】
(弁明は)過去の世田谷区の文書の取り扱いの姿勢を示したもの。
今後はあのような文書は情報公開の対象だと考えている。
区長の「公開の対象」との答弁は真っ当なものでした。
しかし、ならばなぜ「文書隠しを正当化するような弁明」を審査会に出してくるのか良くわかりません。
今後は、このような事がなきよう態度を改めてほしいと再度訴えました。
②
一般質問で取り上げましたが、区長から答弁が無かったので、再度区長に質問。
区の一般職員が使う「運転手付の車」は区民感覚と離れている。
やめるべきだ。
【質問詳細】
世田谷区の一般職員が利用している運転手付の車が8台ある。
徒歩10分の距離や電車で5分の距離に運転手付の車で移動する一般職員がいる。
そして、運転手8人の稼働時間は平均で一日3.4時間。
しかるに正規職員運転手のモデル年収は670万円。
そんなことをやっているのかと、区民は怒っている。
区長の感覚ではどうか。
【区長の答弁】
「区役所の公用車がしっかり稼働して役に立つということが必要だ」
先の本会議で質問し、一般職員用の運転手は廃止し、運転手は職種間異動(清掃車の運転等)で別の仕事をさせるべきと主張しました。
その際、区長は答えず、財務部長が「運転手付の車は必要」「もっと活用する」と答弁。
区長はどう考えているのか、再度ただしましたが、答えはコレ。
全く区民感覚を持ち合わせていないという事が判明。
世田谷区長。
言っている事とやっている事が違うのではないかと感じる2つの答弁でした。
運転手の件は引き続き、区長に訴えたいと思います。
コメントを残す