2019-12-07
多摩川無堤防区間の早期解消や、雨水管・下水道整備などの治水対策等について、世田谷区議会から国・都に推進を求める。
世田谷区議会議員、桃野芳文です。
先日の区議会本会議にて、全会一致で可決された2つの議員提出議案。
・議員提出議案 第7号
「治水対策及び都市型水害対策の強化を求める意見書」
・議員提出議案 第8号
「幼児教育・保育の無償化に関する意見書」
桃野は、上記2つの議案提出者になっておりました。
意見書は、区の力だけでは解決できない事柄の解決を求めるなどのために、国や都などの関係機関に働きかけるためのもの。
例えば、上記の「治水対策及び都市型水害対策の強化を求める意見書」 では以下、求めています。
・世田谷区は住民に最も身近な基礎自治体として、これまでも水害から区民の生命と財産を守る各種施策を展開している。
・しかし、多摩川無堤防区間の早期解消をはじめとする河川整備や、内水氾濫対策に通じる雨水管・下水道整備などの根本的かつ総合的な治水対策等に関しては、所管である国及び東京都の尽力なくして推進されるものではない。
・よって、世田谷区議会は、国会、政府及び東京都に対し、治水対策及び都市型水害対策のより一層の強化を求める。
先日、暴風雨により各地に大きな被害を出した台風19号。
・しかし、多摩川無堤防区間の早期解消をはじめとする河川整備や、内水氾濫対策に通じる雨水管・下水道整備などの根本的かつ総合的な治水対策等に関しては、所管である国及び東京都の尽力なくして推進されるものではない。
・よって、世田谷区議会は、国会、政府及び東京都に対し、治水対策及び都市型水害対策のより一層の強化を求める。
先日、暴風雨により各地に大きな被害を出した台風19号。
世田谷区でも今回の区の対応に対する検証や今後の対策が進んでいるところですが、やはり堤防整備や雨水管整備など、所管である国や都の政策推進に委ねざるを得ない部分が多くあります。こうした点については、引き続き行政(区)と議会が一体となって関係機関に求めていかなければなりません。
もちろん世田区は、住民に一番近い行政、基礎自治体としての務めをしっかり果たすことが大事。
例えばその一環ですが、今回の台風19号に関する住民説明会が以下日程で開催されます。
・12月21日(土)、14時より、玉堤小学校にて
・12月22日(日)、14時より、二子玉川小学校にて
今回の台風による区内の被害状況、発災前後の区の対応、罹災者への支援などの説明が行われます。もちろん区民の皆様から寄せられる声を今後の災害対策に生かしていくという面もありますので、浸水の被害に遭われた方など関係者の皆様にはご参加頂きたいと思います。
■以下は世田谷区のホームページより
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