日本国憲法第1条の通り「天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴」。退位の礼の記事、天皇陛下のお写真に思う。
世田谷区議会議員、桃野よしふみです。
今日は平成最後の一日ですね。午前中、少しテレビを観ていたのですが、関連の特番ばかりでした。
各番組で平成という時代に起きたことを振り返っていましたが、色々なことがありましたね。
「ながら」で、しばしテレビの画面を観ていましたが桃野にとっては、地下鉄サリン事件他一連のオウム事件、東日本大震災とそれに伴う原発事故が記憶の中でひときわ強い印象です。この二つが桃野の中では「平成といえば」という印象の強い出来事。
でも、あまり元号が変わるからといって何か感慨を覚えるかというと、正直そんなふうでもなく、1999年から2000年に変わる大晦日程度の感覚でいたのですが、元号は別として天皇陛下が退位されるというのは何か心に強く感じるものがありますね。
夕刊各紙で一斉に退位の礼の様子が報じられていますが、その写真に映る天皇陛下のお姿には何かぐっとくるものがあります。
今日の深夜(一日の午前零時)に明仁上皇になられるわけですが、これまでの皇太子殿下、天皇陛下として過ごされた時代、大変なご苦労があったと思います。私が4歳の頃なので、当時の記憶は全くありませんが、沖縄訪問の際は、火炎瓶を投げられるという事件もありました。
お生まれが昭和8年の12月ですから、終戦時は11歳、天皇陛下ご自身は、平和への願いを一際強くお持ちのことでしょう。
「天皇制に反対」という方もおられますが、桃野は天皇陛下を始め、日本の皇室は国民の多くに愛されている、もしくは心の拠り所になっていると思うんです。
国民が自然と尊崇の念を持つ存在、日本国憲法の第1条の通り「天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴」。
天皇陛下の退位、即位、元号の発表などが、政治的プロパガンダに利用されたり、政争や政局に利用されたりということが(つまり政治利用されることが)無いように、とも思います。
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