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世田谷区の桃太郎 桃野芳文Webサイトです
2018-12-08

DV問題の勉強会で神戸へ。他自治体の職員とも胸襟を開き良い話ができました。良い勉強会があれば場所を問わず伺いたい。

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世田谷区議会議員、桃野よしふみです。
今日は、神戸へ。
「DV(ドメスティック・バイオレンス)等支援措置」に関する勉強会に出席してきました。
桃野はこれまで、DV等支援措置に関する問題について、議会で取り上げ、改善策等についても政策提言を続けてきました。
世田谷区ではこの12月から「配偶者暴力相談支援センター」機能が整備され、総務省や最高裁から桃野の政策提言に沿った通知が出るなど、多くの方と連携しての活動で少しずつ良い方向へことが進んでいる実感を感じています。
今日は、そんな活動を通じて繋がった方々からお声がけを頂き、神戸まで。
参加者はざっと50名ほどだったでしょうか(正確に数えていませんが)。自治体の職員としてDV問題に携わる方々、NPOなど民間団体としてDV問題に携わっている方々、弁護士、マスコミ関係者など。多彩な方々が集まられて質疑ぷ等も活発でした。
勉強会の冒頭、世田谷区で起きた事件(暴力から逃れようと身を隠していたDV被害者の住所を世田谷区役所が加害者側に伝えてしまった)で、桃野も取材を受けたドキュメント番組(テレビ朝日、テレメンタリー)も放送され、多くの方に「自治体で実際に起きている事例」の情報共有ができたと思います。
「世田谷区ってこういう問題にはしっかり取り組んでいる自治体だと思っていた」というご意見も頂きましたが、残念ながら、未だに世田谷区長は「DV被害者の住所を加害者側弁護士に伝えても良い」という考えを改めてはいません。
それについてはこれからも粘り強く、世田谷区のDV等支援措置に対する考え方、取り組みを変えていくしかないのですが、さておき、今日の勉強会では、世田谷区よりもはるかにしっかりとDV等支援措置に取り組んでいる自治体の現場の方から実際の取り組みを聞かせていただき、大変勉強になりました。世田谷区でも、少しでもこうした取り組みを取り入れてもらわなければ。
弁護士等の特定事務受任者が、支援措置対象者の住所情報を取りに来た場合、必ず「誰からの依頼か確認する」。DV加害者からの依頼を弁護士が受けたものであることがわかれば、その申し出は拒否する。
「債権があるから(例えばお金を貸しているから)、督促のために住所を知りたい」との申し出があった場合は、必ず相手に真偽を精査する必要性を伝え、契約書のコピーをとる。
こういうことは、予算を必要とするものでもないし、自治体職員の心がけ、知恵の範囲で今日からでも始められることです。かつ不当な請求を退ける効果も高いでしょう。他自治体の良い取り組みについては、引き続き世田谷区に伝え、世田谷区でも取り入れるよう働きかけていきたいと思います。
今日は、勉強会に続き、二部の懇親会でも多くの方と胸襟を開いて話ができてよかった。特に自治体職員としてDV被害者などの相談者とじかに接し、現場で奮闘される方々。
区役所と議員との関係の中にいると、いつもは幹部職員の方々としか話す機会がないので。
現場には、組織内の問題を敏感に感じ取って「変わらなければ!」「変えなければ!」と頑張っている職員もたくさんいます。世田谷区役所の中にもたくさんいるはず。
そうした方々のお話はどんどん聞かせてもらいたいし、桃野は、より良い仕組みづくりのためしっかり連携していきたいと思います。
昨日12月7日からから始まり、今日が最初の週末となった神戸ルミナリエで元町、三宮は多くの方で賑わっていました。少しは見物したいような気もしましたが、明日も朝からスケジュールがあり急いで新神戸まで向かって新幹線へ。
今日は充実の一日でした。今後とも、良い勉強会があれば場所を問わず伺いたいと思います。
■神戸ルミナリエ、夜の美しい姿は見られず
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