2018-09-19
北海道胆振東部地震の発生は午前3時でした。就寝中の大地震も想定して「家具の転倒防止」も是非。
世田谷区議会議員、桃野よしふみです。
先日、地元の高齢者クラブの催しに参加させていただいた際のこと。

残念がら、議会日程と重なり、短い滞在時間となってしまったのですが、あの北海道胆振東部地震から間もないということもあり、皆さんとお話ししていると自然と災害対策の話に。
やはり高齢になると、いざ災害の時に安全を確保できるかどうか、多くの方が不安をお持ちです。迅速に避難ができるのか。備蓄してあるものを持ち出せるかなどなど。年とともに体力が衰えてくるのが普通ですから、心配の気持ちは当然だと思います。
桃野からお話ししたのは、是非是非、普段から「家具の転倒防止」の備えをしてくださいということ。
北海道胆振東部地震は未明に発生しました。おそらく多くの方が就寝中だったでしょう。例えば、就寝中にタンスが倒れてきたら。避けることができずにタンスの下敷きに、そして大きな怪我を負う、ということも十分に想定される事態です。
こちらは東京消防庁作成の資料ですが、
近年発生した地震でけがをした原因を調べると、約30~50%の人が、家具類の転倒・落下・移動によるものです。

家具の転倒防止は、災害時に負傷するリスクを下げる効果が大きいと言えますね。
世田谷区では、高齢者、障がい者等がお住まいの住宅の居室、寝室等にある家具について、家具転倒防止器具の取付を支援しています。
取付支援の上限額は2万円まで。区が委託する器具取付事業者が見積調査に来てくれて、その後、転倒防止器具を取付けに来てくれます。簡単、安心。
65歳以上の方が一人でもいらっしゃる家庭など、条件に該当する家庭の方は是非ご活用ください!
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