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2018-02-25

毎年のように海外視察旅行を繰り返す堀恵子教育長。そのワガママな仕事ぶりが組織に悪影響を及ぼしているのではないか。

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世田谷区議会議員、桃野よしふみです。
本日のブログも桃野の区議会一般質問より。
今日は【教育長の海外視察】についてです。
今年の1月7日から13日までの7日間、世田谷区の教育長(堀恵子教育長)、教育政策部長らによるイタリア海外視察が行われました。総勢で6名による視察でしたが、教育長を除く5名の視察と教育長の視察は、実は区の事業としては「別モノ」です。
教育政策部長ら5名の視察は、研究課題を自ら設定してグループを作り、課題研究、資料作成、庁内選考会でのプレゼンや質疑応答などを経て、最終的に区長、副区長、教育長から相当の評価を受ければ、海外視察が認められる職員研修制度の一環です。
昨年11月17日、このグループ(5名)の海外視察が決定、その1週間後に後追いで堀教育長のイタリア視察が決定します。事前の研究グループに参加したわけではなく、逆にグループを評価する側にいた教育長が、選考の過程で「行きたくなった」と急遽同行する。それは「ワガママ」というものではないでしょうか。
今回のイタリア視察には課長2名の他、部長も参加しています。行政組織の中でそれなりの権限を有する「幹部職員」が3人も視察グループに含まれていたのです。その上で更に教育長が「私も行きたい」とくっついて行くなど、事前の準備に取り組んできた職員にとっては「研修の邪魔」にもなるでしょう。そもそも中長期的な人材育成という視点で実施される本事業は若手、中堅職員が行ってこそ、今後に期待が持てるというものです。
今回、堀教育長(一人分)の出張経費は約64万円。
これは事前に予算化されておらず、職員らが平素、区外に出る際の交通費「近接地外旅費」から支出されました。これは明らかに支出目的の拡大解釈です。「急に海外に行きたくなったんだけど、どうすればいい?」と無理やり区の予算からお金を引き出してますよね。
こんなことをされては議会での予算審議など無意味です。予算審議は、区民が支払った税金の使い道を、区民の代表である議員がチェックをする大切な場。堀教育長の「わがまま」は議会制民主主義をも愚弄する行為といえるでしょう。もしも、急遽どうしても「区民の税金を使ってでも」海外視察に行く必要が生じたなら、補正予算を組み、議会でその承認を受けて視察に行くべきです。そんな行政の仕事の「イロハのイ」もわかっていない堀教育長。彼女の財政規律に対する無頓着は、決して許されるものではありません。
先代の教育長の海外出張について教育総務課に確認すると、その8年8ヶ月の任期の間、姉妹都市との小学生交流事業で、区内小学生派遣団の引率として「姉妹都市のウィーン市ドゥブリン区へ一度のみ」とのことでした。
他方、堀教育長は平成24年12月の就任以降、平成25年度に韓国、平成26年度にオランダ、平成27年度にフィンランド、平成29年度にイタリアと、いずれも視察旅行で、毎年のように行われています。ちなみにこれも大問題ですが、韓国視察は文教委員会にも報告されていません(議会に内緒で海外視察に行ったと受け取られてもしょうがない)。
これら海外視察で、世田谷区の教育に何か良い影響はあったのでしょうか。そもそも教育というのは国の所管事項がほとんどで、世田谷区で何か新しいことを実施できる権限は、あまりありません。そうした事実とともに、堀教育長の就任以降、区の教育行政では、むしろ不祥事ばかりが目立つという現実もあります。
「太子堂調理場の廃止か改修か。それに伴い、家庭からの弁当持参か弁当給食かを巡る迷走」「三宿中学校で校長が保護者から集めた教材費を勝手に流用し教育実習生の女性を修学旅行に同行させた問題」「取扱い基準や事務マニュアルに反して校長交際費が宗教団体に支出されていた問題」そして「生徒が大勢の前で、講師に、髪を掴まれて頭を振り回されビンタを受けるといった暴力を振るわれたにもかかわらず、教育長はその場に居ながら、それを咎めることもなく、後に暴力は無かったとまで言うドリバン事件」など枚挙に暇がありません。
「組織は頭から腐る」と言います。財政規律を無視した頻繁な海外視察旅行など、堀教育長のワガママな仕事ぶりが組織に悪影響を及ぼしているのではないでしょうか。
こうした思いを議会で教育長にぶつけましたが、答弁に立ったのは教育次長(教育長の部下)。滔々と「イタリア視察は意義があるもの」との答弁を語るのみで、桃野の指摘には全く答えませんでした。
桃野は、議員になる前、長年会社員として、組織の一員として仕事をしてきたので、よくわかるのですが、組織の中で「上に行けば行くほど」自分の腹一つで自由に振舞うことができるようになるもの。例えば海外視察も何かしらの理由をつけて「できてしまう」ものです。
しかし、そこは自制的に振舞うことが求められるのです。「本当に意味がある視察なのか」「自分が行くことがより良い成果につながるのか」「費用対効果は」など、特に区民のお金(税金)を使って海外に行く立場の公務員が、その理由を十分に説明できないまま、毎年のように海外視察旅行を繰り返すのは、当然批判の対象になってしかるべきです。
質問の様子は世田谷区議会のサイトで動画をご覧いただけます。是非一度ご覧ください。
桃野の一般質問「インターネット録画中継」はこちら
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