「安心・安全の環境」は当たり前でないと。
10月29日(土)、「エコな住まいと暮らしのシンポジウム」「世田谷区環境表彰授賞式」に出席させていただきました。
「弦巻の放射能」「八幡山の放射能」の例を持ち出すまでもなく、当たり前だと感じていた「安心・安全の環境」が当たり前でないと、思い知る日々です。
より良い環境づくりのために活動する区民の皆様を表彰することの意義。
また新たな気付きを得るシンポジウムの開催がいかなる意義をもっているか。
今だからこそ、考え直したい。
”放射能から子供を守る”活動だって、再評価し直さないといけないのではないでしょうか。
さて、世田谷区環境表彰の受賞者の方の活動を以下にご紹介します。
■環境美化部門
・上北沢桜並木会議
上北沢駅前にある桜並木の保存活動を、8年間という長きにわたり心をこめて実行されています。
又、上北沢周辺の出来事や地域の歴史・文化を探り、情報発信をされています。
・フラワーランド園芸ミニレデイ
区内施設4カ所の植栽や花壇の管理・支援を行なっています。
地域住民の生活に潤いを与えるとともに、施設利用者とのイベント、地域との交流にも尽力されています。
■省エネ部門
・米沢電気工業株式会社 東京支店
省エネ・創エネ設備を導入。
太陽光発電システムは、昼間の消費電力の1/3~1/4をまかないます。
LED照明や人感センサーで消費電力を削減する他、地域住民の省エネ相談にも応じています。
■みどの建物部門
・大塚武さん
既存の高木(クスノキ)を取り込んだ建築計画で2階屋根を超える高さの樹木を最大限生かした建物です。
クスノキは平成7年指定の保存樹木で、その立派な枝ぶりは地域のよい目印になっています。
■環境保護・啓発部門
・小林義忠さん
都会では難しいとされるホタルの飼育を自宅で行っています。
地元の町会、自治会主催の鑑賞会。
地元小学校で鑑賞教室を行っています。
ホタルを通じて、命の大切さを子供たちに提供する、大事な環境教育の一翼を担っています。
・世田谷アドベンチャークラブ
区立の保育園、小学校の敷地内に田んぼを作り、稲作を子供たちに指導。
又、祖師谷小学校では田んぼに太陽光発電システムを設置して雨水を循環させたり、校舎に緑のカーテンを作るなど、児童の環境教育に多大な貢献をしています。
皆様の活動に心より敬意を表します。
■シンポジウムも有意義なイベントです。
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