子ども達を事故や事件から守るために。時間はかかりましたが動き始めました!
世田谷区議会議員、桃野よしふみです。
子ども達に安全な通学路を。
世田谷区では小学校通学路への防犯カメラ設置を進めることとなりました。
かつては、街角に防犯カメラを設置することに対して「プライバシーが侵害される」「監視社会になるのではないか」など反対意見を耳にすることもありました。
しかし今は、防犯カメラは犯罪抑止に効果的であり、時に犯人逮捕に大きな貢献をするという意識が広まって来たように思います。
東京都は、これまでも各自治体が通学路に防犯カメラを設置した場合、設置費用の半分を都が負担する補助事業を行っていました。
桃野は、2014年の秋頃でしたが、当時の所管課長(学校健康推進課長)に、この補助事業を活用し通学路への防犯カメラ設置を進めるべきと政策提言をしていました。
(今も変わらずですが、当時も不審者情報、わいせつ事案などの情報は頻繁に寄せられていました)
当時の課長は、都の補助金は防犯カメラの設置費だけが対象であり、維持管理費や更新のための費用負担が区(教育所管)にかかるということで慎重な態度でしたし、防犯カメラについては教育所管の予算とならない、町会・自治会や商店街により設置される防犯カメラ、でカバーしたいとの見解だったことを良く覚えています。
しかしどうでしょうか。
要は「必要なところに必要なカメラを設置する」ということが大事なのであって、不審者がよく出没する場所、交通事故に対する警戒が必要な場所などが通学路上にあれば、そこは優先的に防犯カメラを設置するべきですし、桃野はそういう話しをしておりました。
(付け加えて言うと不審者が多発するなどあった場合には「登下校の時間にドローン飛ばしてパトロールはできないだろうか」などという話しもしておりました)
さて、少し時間はかかりましたが世田谷区内の通学路に防犯カメラが設置されることになりました。
先ずは、学区域内に防犯カメラが設置されていない小学校へ設置。
台数などは以下の予定です。
1)設置台数 1校あたりカメラ5台以内(東京都補助事業の上限の台数)
2)設置場所 小学校の通学路(具体的な設置場所については学校と地域で協議の上決定)
3)事業期間 平成28年度から平成30年度まで
これにかかる予算は約4,300万円(うち東京都が1,900万円負担)の予定です。
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