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世田谷区の桃太郎 桃野芳文Webサイトです
2014-01-06

”普通のサラリーマン”が選挙に出ようとすれば・・・

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今日(6日月曜日)から仕事初めの方も多かったと思います。
私も年明け、駅頭活動のスタートは今日から。
一段と冷え込みましたが、空は青く澄んで空気がピンと引き締まった朝。
通勤する皆様にとっても、新年仕事初めに相応しい爽やかな朝だったのではないでしょうか。
本年4月には、いよいよ消費税が5%から8%に増税されます。
増税で日本経済が腰折れしないよう、急がれるのがアベノミクスで言う「三本目の矢」、成長戦略。
安倍政権は”政・官・行の鉄壁のトライアングル”の中で既得権益を守ろうとする勢力と闘い、規制緩和、構造改革に取り組むことができるのか。
日本が成長軌道に乗ることで、雇用が増え、働く人の賃金が増える年になりますように。
多くの方の願いでしょう。
さて、本日の夕刊に参議院議員、東京都議会議員の資産公開の結果が掲載されていました。
(参議院議員は国会議員資産公開法に基づく公開、都議会議員は都条例に基づく公開)
※以下東京新聞夕刊から抜粋・要約
■参議院議員
昨年7月の参議院で当選した議員121人の資産総額の平均は3,770万円。
首位は飲食チェーン「ワタミ」の元会長で初当選した渡辺美樹氏(自民党)の17億580万円。
2位は経済評論家で投資助言会社社長の新人、藤巻健史氏(日本維新の会)で6億6,870万円。
前回もコーヒーチェーン「タリーズコーヒージャパン」創業者、松田公太氏(みんなの党)がトップで実業会出身の初当選組が全体をかさ上げする傾向が続いている。
■東京都議会議員
昨年6月の東京都議選で当選した議員127人の資産総額の平均額は3,127万円。
都議の資産上位10人中、自民党の都議は8人。
資産トップは都議会議長の吉野利明氏(自民党)の8億2,962万円。
相続をした土地を中心に8億2,962万円の資産がある反面、借入金も9億8,000万円近くにのぼった。
東京都議会議員の3,127万円という金額からイメージすると「都内に持ち家とマイカーを所有していて、少し貯金もあります」といったところでしょうか。
議員の資産公開については、家族名義の資産、議員本人のものでも普通預金や現金は対象外であること、虚偽報告に対しても罰則規定が無いことなどから、そもそも実態を正しく反映していないのではないかとの指摘もあります。(実は、実質的にはもっと資産あるんじゃないの!という声ですね)
私の実感としては、議員で多額の資産を持ってる人は「もともとお金持ちだった人なんだろうな」というのが素直なところ。
いつ落選するかわからない(逆にいつ当選できるかわからないとも言える)世界への挑戦に躊躇を感じるのは当然のことですが、「落選しても何年かは食べていけるよ」と言えるぐらいのお金を持っていれば、挑戦もしやすいでしょう。
私のように元”普通のサラリーマン”が選挙に出ようとすれば、会社を辞めて議員になる間(収入無く政治活動を行っている間)は貯金を取り崩しての生活になりますし、いざ選挙となれば選挙費用もかかります。
当たり前のことですけど。
いずれにしても、議員の資産公開を見て「議員になってお金を儲けよう!」と思う人がいたら、考え直した方がいいと思います。。。

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