区長室の肖像画5点紛失の件。区長が月給1割(約10万円)カット1回で終了。
世田谷区議会議員、桃野芳文です。
悪いニュースが続きますが、実際に世田谷区で起きていることなので仕方ありません。
今日のブログも区の不祥事より。
これまで議会で取り上げ、ブログでもご報告してきました「肖像画紛失」の件。
世田谷区役所の区長室にずらっと掲げられていた歴代区長の肖像画がキレーイに全て無くなってしまいました。5点の肖像画+額縁で、中には一点100万円のものも。
以下、関連ブログです。
当然ですが、これらの肖像画、額縁は全て区民の税金で賄われているもの。先ず多額の税金をかけて歴代区長の肖像画を作成する必要があるのかという問題もありますが、それに加えて区役所内にある高価な物品がこんな簡単に無くなっていいのかという話です。しかも、無くなっていることに気づいたのが1年以上経ってからっていうのは流石に「世田谷区役所、一体どうなってんの?!」と言わざるを得ません。
桃野の議会質問に対して、区長は自身の責任に対して言及し、自身は肖像画の作成は希望しないとも明言しました。
そして先日、区長が「区長と副区長がそれぞれ月給の1割をカット」と発表。
しかし桃野はこれはちょっと早計ではないかとも考えています。今回の肖像画紛失については、当時の総務課長、秘書課長も責任を問われこれから「分限懲戒審査委員会」が両課長の責任(懲戒処分について)を検討する段階。
分限懲戒審査委員会の出す結論によって、区長が問われる責任の軽重も変わってくるのではないかと思うのです。
そして現時点で判断するにしても、区長、副区長が同様に月給1割カットは妥当か。区長の月給は約106万円、今回は1割を1度きりカットですから区長は10万円程度のペナルティ。そして副区長の月給は約82万円ですから副区長は8万円程度のペナルティです。
※10/6追記
区所管課長に確認したところ、月給に地域手当がついていて、それも含めた金額からの10%カットで以下金額とのこと。
区長 127,392円
副区長 98,052円
先ず、区長室にあった肖像画の紛失について、当事者たる区長と副区長(事務方トップ)が同等の責任でしょうか。そして、今回失った区民の財産(の価値、金額)に比べて区長への戒めが10万円程度というのもバランスを欠くように思います。
区長は監査委員の意見を無視。区役所はセクハラ、パワハラ、スカート内盗撮などなど不祥事相次ぐ。#世田谷 #shorts pic.twitter.com/gwWpBCeyoh
— 桃野芳文(世田谷区議会議員) (@momono4423) October 2, 2025
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