社会全体で発達障がいに関心を。多くの方が何かサポートできることはないか考えることが大切。
世田谷区議会議員、桃野芳文です。
桃野がこれまで議会で取り上げてきた5歳児健診。先日のNHK「クローズアップ現代」でも報じられていました。

こちらはNHKのサイト からスクリーンショット。NHK+で配信中(4/17時点)、見逃した方はまだ見られます。

番組では「我が子と周囲の子どもたちとの発達の違いを感じていた」というお母さんが、「5歳児健診があれば子どもの人生は変わったんではないか」との立場でお話をされていました。
お子さんは小学校の卒業文集に「友だちができなくて辛い思いをした。友だちがほしい」との切実な思いを吐露されていたようです。
お母さん曰く「10歳ではなく5歳で診断がついてほしかった。何か変わったんじゃないかと思う」
発達障がいが早期に発見されないことでいじめや不登校につながることもあります。それぞれの子ども達の発達の状態、特性を把握して「学校に行けない、友だちができない」を未然に防ぐことができれば。
そして、桃野も課題だと考えていましたが、健診後に十分な対応ができるのかという観点は大事です。医療体制、療育の体制を充実させていかなければなりません。
子どもの発達の違い、特性の違いというのが千差万別。その中でそれぞれの子どもの状況を丁寧に把握して、医師、行政、学校が連携して適切な支援を行っていかなければなりません。受け皿が足りてなければ診断をつけてもその先、保護者の不安は高まるばかり。
こども家庭庁、文科省など政府が連携して、つけるべき予算はしっかりつける。療育の充実、学級規模の適正化、教職員の加配などやるべきことはたくさんあります。
その上で、番組後半で児童精神科医の先生がお話されていたことが心に刺さりました。桃野はそのお話を以下のように理解しました。
社会全体で発達障がいにもっと関心を持って、多くの方が何かサポートできることはないか考えることが大切。家族にちょっと声をかけるという小さなことも、難しい子育ての中で家族がほっとすることにつながる。それはそれで誰もができる支援と言える。支援は何も専門家がやる事ばかりではない。
以下、桃野の5歳児健診関連のブログです。

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