今年度の予算は1億878万円。旧池尻中学校あとに世田谷区の産業活性化拠点オープン。
世田谷区議会議員、桃野芳文です。
本日は池尻へ。
世田谷区の産業活性化拠点「HOME / WORK VILLEGE」(ホームワークビレッジ)のオープニングセレモニー並びに内覧会に行ってきました。
2004年に廃校となった池尻中学校跡地に区内産業活性化を目的とした「ものづくり学校」が設置されていた場所。このものづくり学校は区の施設なので当然、区民の大切な税金でつくられ運営されていたのですが、具体的な成果指標もなく区の施策としての妥当性を問う声が区議会からも上がっていました。
そのものづくり学校が令和4年(2022年)5月末で閉館、新たな産業活性化拠点として生まれ変わったのがホームワークビレッジです。
以下、本日の様子です。ご覧ください。
主な機能は以下の4点。(区作成資料より)
【既存産業の活性化支援】
事業者等の活動の場の提供や更なる事業展開に対する支援など、事業者等の安定的な活動と成長を促すとともに、他の事業者等との交流や連携を図る取組みを実施する。
■ハンズオン(伴走型)支援
■第二創業の支援スペースの提供
■スモールオフィスの整備
■インキュベーションマネージャーの配置
【起業・創業の支援】
ワークスペースを提供し、インキュベーションマネー ジャーのサポートによる他の事業者等との交流・連携の促進など、創業予定者やスタートアップ等の安定的な事業展開や成長に向けた支援を行う。
■ワークスペース、事業スペースの提供
■創業、スタートアップ支援
■アクセラレータープログラムの実施
■区内定着支援
【産業と連携した学びの支援】
若い世代の学びの場として、常設の学びの場及びスクール事業を実施する。また、事業者等のスキルアップや学び直しにつながる取組みを実施する。
■常設の学びの場の整備
■スクール事業の実施
■区民や事業者のリスキリング支援
【区民・事業者に開かれた場】
近隣地域と入居者の交流・協業など地域コミュニ ティの場としての機能に加え、入居者や事業者が開発した新たなテクノロジーなどの社会実証フィー ルドを提供する。
■飲食、物販事業者の入居
■ブックラウンジの運営
■体育館棟の運営
■広場(校庭)の整備
起業創業支援によって、ここからどれだけ自立したビジネスが生まれるか。またそれが区内産業の活性化に資するか。そしてここが地域の皆様からも愛される施設になるか。
今年度の「産業活性化拠点(HOME/WORK VILLAGE)の開設」に係る予算は1億878万円。桃野は本施策についても引き続き注目してみて参ります。
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