防災訓練
2011年3月11日午後2時46分。
観測史上最大の地震が日本列島を襲いました。
マグネチュード9.0。
日本列島の東側、縦500km、横200kmの大きな範囲にわたり、断続的に約5分間、大規模な断層の破壊が起こりました。(3/13pm時点の情報)
以前、このブログにも書きましたが、かつて阪神大震災を身近に経験した私には、被災地の方の生活は他人事ではありません。
一刻も早い人命救助、安全確保、安らかな生活環境の整備を祈るばかりです。
私は、本日、地域の皆様と一緒に防災訓練を実施してきました。
運営者側を除いた、一般参加者は約70名。
皆さん真剣に訓練に参加してくださいました。
今回の訓練の内容は大きく以下の5項目。
(このブログを読んで下さっている方も、是非以下の内容を心に留めておいて下さい)
1.起震車を使用した疑似体験と初動確認
【震度5程度の揺れを体験】
揺れを感じたら、机の下などに隠れる。
机の脚を手でしっかりと抑えて確実に身体を隠す。
体全体を隠せない場合は頭を優先的に隠す。
視線は自分のヘソに持っていき、脳天を守る。
机などが無い場合は、大きなタンスやTVなどからできるだけ離れて頭を守ることに留意。
2・煙体験
【煙が充満した建物の中から脱出する訓練】
ハンカチを口と鼻にあてる。
ハンカチが無い場合は袖など洋服の一部を使う。
なるべく身を低く。(煙は上にあがる)
左手で壁を伝って通路を探す。(視界が悪い)
3.初期消火訓練
【消火器を使った消火訓練】
初期消火は身の丈を超えない程度の炎の場合において対応する。
それ以上の大きな炎を消火器で消すのは不可能と心得る。
特に天井まで炎が達している場合、天井を伝って背後に火が回る可能性有。退去優先。
消火器の使用距離は4~6m。炎に近づきすぎない。
4.D型消防ポンプを利用した放水訓練
【ホースを構えて放水】
腰を落とし、目標に向かってホースを構える。
右手でホースの端から50cm程度の部分(金属部分)をつかむ。
左手でホース先端のダイヤルを放水側にまわす。
放水時は左手を先端ダイヤルのやや手前に持ち替え、目標を狙う。
5.炊き出し訓練
【野外での炊飯】
公園の一角に炊事場を設営。
野菜、肉の切り分け実施。
大きな窯で炊飯。大きな鍋でカレーを作成。
地震や火災はいつ訪れるかわかりません。
自分の身は自分で守る。
次に家族や近所。
自分達の地域は自分たちで守る。
定期的な訓練の実施、参加でその時に備えましょう。
初期消火訓練の様子
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