2024-10-11
発達障がいを早期に発見できる可能性が高い「5歳児検診」の導入を。大田区が先行しています。
世田谷区議会議員、桃野芳文です。
10月7日(月)の決算特別委員会で区に求めた5歳児検診。世田谷区では「議論していく」とあまり”前向き感”の感じられない答弁でしたが、大田区では既に導入する方針を固めたよう。本日の朝日新聞で報道されていました。
あっ、大田区はやるんだ。これ先日世田谷区議会で提案したんだけど区の答弁は「議論していく」。実施に前向きでは無い印象でした。引き続き粘り強く提案していく!→発達障害、早期の発見・支援へ 5歳児健診、大田区が導入の方針:朝日新聞デジタル https://t.co/4v6sbfdVj3 #東京インサイド
— 桃野芳文(世田谷区議会議員) (@momono4423) October 11, 2024
桃野は記事で初めて知りましたが、大田区は既に試行的に区内の保育園で5歳児検診を初めているらしい。2026年度、つまり再来年度には全ての未就学児を対象にすべく取り組んでいるようです。
世田谷区も含めて、現在その年齢で行われている「就学時健康診断」は、学校保健安全法に基づいて内科・眼科・耳鼻咽喉科・歯科等について行うもので、多くの場合は集団検診。一人ひとりの子どもの発達の状況を丁寧に見るのはなかなか難しいのが実際のところです。
一方、5歳児検診は発達障がいを早期に発見できる可能性が高く、子どもを適切な診断、対応へと導くことができますし、ご家族も含めての支援に繋げていくことができます。
メリットは大きい。
世田谷区はさまざまな課題を挙げ「まだ議論の段階」といった答弁ではありましたが、近隣区での実施を絶好の機会と捉え、是非導入に向けて前向きに進めてもらいたいと思います。桃野も引き続き提言を続けます。
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