恵泉通りの問題はどうする?区長はいい加減、困難な仕事から逃げまくるのをやめるべき。
世田谷区議会議員、桃野芳文です。
今日のブログも桃野の区議会代表質問から。
昨日に引き続き、恵泉通りの問題です。主要生活道路106号線、いわゆる恵泉通りは、着工から58年、完成の一歩手前で止まったままです。
以下、昨日のブログです。
道路はほぼ完成しているのに、一軒の「土地占有者」が居座っている状態で未開通。
既に土地の権利は区が取得し、裁判所による「明渡し裁決」も得ているのですが、その先に一歩も動かないこう着状態。現在の世田谷区長が就任以来、13年余りが経とうとしていますが、その間に具体的な進展は全くありません。
こう着状態を打開するためには区長が辞を低くして土地占有者と話をするしかないと思うのですが、一向にそうした行動に出ない世田谷区長。
ここまでが昨日のブログの話です。
議会で我が会派は、少しでもこの問題を動かそうと具体的な提案をしています。
以下、現在の道路の状態です。
ピンク色のところが道路予定地にかかっていて、占有されている土地。その中にある黒線で囲った部分が建物です。
我が会派では、ここまで来ればもう行政代執行で道路を通すしかないだろうと考えていますが、区長は「この土地の上に生活を営まれている住宅が建っているから、行政代執行はできない(区長自身がやりたくない)」旨の説明をしています。
それなら、それでやりようがあるではないかというのが今回の提案。
上の図を見れば一目瞭然ですが、建物に手をつけずとも、片側1車線の道路を通すことはできます。常時車を通すかどうかはさておき、歩行者、自転車は悠々と通ることができます。現在の”通せんぼ”と比べれば地域の皆さんの利便性は格段に高まるはずです。
区長は先般「国より先に、やりました 「5%改革」で暮らしがよくなる」という題名の本を出版されました。桃野は、その本を読んでも5%とは何なのか?予算か?事業数か?根拠不明でしたが、さておき物事は常に100%で無くてもいいとは思います。
恵泉通りについても未完成部分の50%に手をつければ大きな前進。区長は建物部分を後にするなど、段階的にでも行政代執行に踏み切るべきと提案しました。
残念ながら区長は今回も全くやる気なし。
「行政代執行は予定の土地、建物に対して一気にしかできない」という説明を部下にさせて、おしまい。
区長、いつになったらこの問題に手をつけるのでしょうか。世田谷区政のトップたるもの、困難な仕事から逃げまくるのはいい加減終わりにするべきです。
質問と答弁は以下の動画でご覧ください。
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