電気料金について。しっかりしてもらいたい。
世田谷区役所はじめ、世田谷区の施設がどれくらいの電力量を消費しているのでしょう。
どれくらいの額の電気料金を支払っているのでしょう。
昨年の電気料金を調べてみると、例えば、区役所第一庁舎で約2,800万円、第二庁舎で約1,800万円、第三庁舎で約1,300万円です。結構な金額ですよね。
大切な区民の財産である区の予算。
そこから支払われる電気料金。
きちっとした管理が必要なのは言うまでもありません。
例えば、自動販売機。
区の施設で、自動販売機を見かけたら、周りをチェックしてみてください。
個別で電気メーターがついているはずです。
これは、自動販売機で使用した電気料金を、設置者に負担してもらうためのメーターです。
自動販売機の電気代は、税金を使って支出されないよう、設置者に正しく転嫁されるような仕組みになっています。
ところが、この仕組みが正しく運用されていないとしたら、どうでしょう。
無用なお金を、税金から支出してしまうことにも繋がりかねません。
私は、夏季を前に、区の施設における省エネの推進、電気料金の削減について、区に提案をしています。
その中で、色々な資料をあたっているのですが、書類をチェックしていて、昨年の4月~6月の、ある自動販売機の電気料金の書類に目がとまりました。
どうもお金の計算があわないんです。
区役所の担当部署に確認すると、「単純な書類の転記ミス」「請求、支払いは正しく行われている」との返事。すぐに詳しい説明を求めました。
今回は、お金の動きそのものには誤りが無かったようですので、その点についてはホッとしました。しかし、そのお金の動きの根拠となる書類が乱れていては、大きな誤り、大きな損失に繋がりかねません。
ましてや、決済の為の印鑑が2つも押してある書類です。
区民の財産を守るためにも、今後、このようなミスが無いよう緊張感をもって職務に精励すべき、関連書類も含めて再度チェックを行うべきと伝えました。
人が行う仕事にミスはつきものです。
チェックの仕組みが正しく運用されなければ、その意味が全くありません。
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