世田谷区役所本庁舎の整備が大幅に遅れます。今年7月に1期工事終了の予定が9月になり、更に来年の3月に?区民生活にも大きな影響が出ます。
世田谷区議会議員、桃野芳文です。
本日(5/31)の新聞各紙等でニュースになっておりますが、世田谷区の本庁舎整備が遅れます。
東京 世田谷区の区役所建て替え 工程管理不備で最大8か月遅れ #nhk_news https://t.co/dBCdNU6Jxl
— NHKニュース (@nhk_news) May 31, 2023
世田谷区役所本庁舎の建て替え 工期先延ばし最大8カ月 区長「賠償も協議」#世田谷区 #世田谷区役所https://t.co/xIhrltRO2L
— 東京新聞編集局 (@tokyonewsroom) May 31, 2023
報じられている通り、当初の予定から2ヶ月の工程延伸が確定していたところ、更に6ヶ月延伸とのこと。そもそも今年の7月に1期工事が終了し、完成部分に一部庁舎機能が入る予定でしたが、それが9月になり、来年の3月(?)になりという状態になってしまいました。当然、現在仮庁舎として賃借している物件の契約、新庁舎で利用するために準備していた什器等の契約などなど、金銭的にも様々な影響が出てきます。当然、最終的には「区民益」に跳ね返ることになりますから、これから施工業者とも多岐にわたる協議を行わなければならないでしょう。
◾️以下、世田谷区議会「DX・地域行政・公共施設整備等推進特別委員会」の資料より
しかし、釈然としないのは工期延伸の理由。
昨日(5/30)、施工業者の大成建設が記者会見を行い、その内容も踏まえて本日、区から区議会への報告もなされています。大成建設によると延伸の原因は「10階建ての東棟の工事で、コンクリートを固める作業の工期などを短く算定していたこと」だそう。
本日の区議会「DX・地域行政・公共施設整備等推進特別委員会」では、大成建設から世田谷区に対して、6月9日(火)までに、これまでの経過、原因、対策について取りまとめた文書が提出されると報告がありました。そして、6月21日(水)11時からの同委員会に、大成建設の方々が参考人として出席されるよう要請することも同委員会で決定したと聞いています。
工期延伸の原因、対策、今後の影響など、詳細が明らかになるのはこれからです。
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