散歩をしながら、買い物しながらなど日常生活の中で見守り活動を行う「ながら見守り」。世田谷区も推進中です。その一つがONEワンパトロール。
世田谷区議会議員、桃野芳文です。
住民が意識して、街で不審者や不審物に注意を払ったり、美化に気を配ったりすることは安全なまちづくりのために、とても大切なことです。
”他人のことは我関せず”では、コミュニティとしての街は成立せず、やがて人々のモラルやルールを守る意識も希薄になっていくに違いありません。平たくいうと「みんなで街をよくしていこうという意識の醸成」が大事ということでしょうか。
とはいえ、みんなで街をパトロールしようと言うのは、これはこれでなかなか骨の折れること。例えば、グループを作って「火の用心」と声を出しながら街を歩くことは、確かに意味があるでしょう。しかし、歩いている最中に火事を見つけることなど皆無、何も起こらない日々の中で、やがてその意味を見失っていきがちです。
寒くて暗い中、声を出して巡回する労力に比べて、その効果を実感しづらい。
そんなこともあり、よく言われるのが「ながら見守り」の効果です。「ながら見守り」とは、仕事をしながら、散歩をしながら、買い物しながらなど、日常生活の中で防犯の視点を持って地域の見守り活動を行うこと。世田谷区も推進しています。
そのながら見守りの一つが、犬の散歩をしながら周囲に目配りをする「ONEワンパトロール」。
愛犬と共に街を散歩する際、少し周りに注意を払いながら歩いて頂く、至ってシンプルな活動です。もし不審者に気付いたり、何かに困っている様子の子どもがいる、などの出来事がありましたら無理のない範囲で110番通報や声掛けなどお願いします。もちろん区役所へ連絡して頂くのもOKです。
世田谷区では「ONEワンパトロール」をして頂ける方には、ONEPATグッズをお渡ししています。ONEPATグッズをつけて愛犬とお散歩。その際は少し街の雰囲気に気を配って歩く。そうした日々の積み重ねが安全・安心なまちづくりに繋がります。
【「世田谷区ONEワンパトロール」参加者募集について】(世田谷区のサイト)
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