代表質問と一般質問の違いは?議員の質問内容は事前に区側に伝える?伝えない?世田谷区議会はこんな仕組みで行われています。
世田谷区議会議員、桃野芳文です。
来週月曜日(11/29)から令和3年第4回世田谷区議会定例会が始まります。以下関連ブログ。
【11/29(月)からの世田谷区議会本会議。桃野の一般質問は12/1(水)13:40頃の予定です。今回は以下5つのテーマで取り組みます。ご注目ください】(2021.11.19 桃野ブログ)
初日から3日間の本会議では、各会派の代表質問と各議員からの一般質問が行われます。代表質問は会派人数が4人以上の「交渉会派」による、それぞれの会派を代表した質問。
代表、一般質問の質問時間は合計で、各会派に会派構成人数×10分の時間が割り当てられます。
例えば、桃野の会派「無所属・世田谷行革110番・維新」は4人の議員で構成される「交渉会派」ですので代表質問を行うことができます。そして我々の会派の場合は、代表質問、一般質問の持ち時間は10分×4人分=40分。これを会派内の話し合いで、代表質問は20分、一般質問は10分ずつを2人で、という配分にしています。
つまり40分の時間を3人の議員が分け合って質問することになり、各本会議で質問に立つのは3人。残りの一人は代表質問のサポート役という形になります。
ちなみに今、世田谷区議会の中で交渉会派は、会派人数の多い順に、自民党(13人)、公明党(8人)、立憲民主党(7人)、我々無所属・世田谷行革110番・維新(4人)の4会派。(国政政党である共産党は世田谷区議会では3人の議員からなる会派で交渉会派ではありません)
桃野は、6月の第2回定例会では代表質問を質問時間20分で、9月の第3回定例会では一般質問を質問時間10分で行いました。今回の第4回定例会も一般質問を質問時間10分で行います。
そして代表質問、一般質問ともに、中身については事前に区側に「通告」しており、ある程度の質問内容は事前に明らかになっています。本会議場で突然区側に質問しても、答える方は精緻な答弁などできるものではないですから。
質問と答弁が噛み合うよう、ある程度は質問内容を通告しておきます。答える側も「今、手元に資料がないのでわかりません」などという答弁は本意ではないでしょう。
議員側は、実のある答弁、つまり区民にとって有益な答弁が引き出せるよう、ある程度の質問内容を区側に通告しつつ、質問の準備を進めることになります。
ということで各議員の質問項目については、世田谷区議会のサイトで確認できます。桃野場合は以下の記載。
以下のリンクから各議員の質問項目をご覧いただけます。関心をお持ちのテーマがありましたら是非ご注目ください。質問の様子は本会議場での傍聴の他、インターネット中継でもご覧頂けます。
【令和3年第4回区議会定例会 代表質問・一般質問予定表及び質問項目】(世田谷区議会のサイト)
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