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世田谷区の桃太郎 桃野芳文Webサイトです
2021-08-25

「妊婦へのワクチン優先接種」を求めると、区側の答えは「これから検討する」。新型コロナ対策は「迅速性、柔軟性に欠けていた役所」が変われるかどうか。

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世田谷区議会議員、桃野芳文です。

先日、ブログでも取り上げましたが、千葉県柏市で、新型コロナウイルスに感染し自宅療養中だった妊婦が自宅で早産となり、入院先の病院を探したが見つからないまま自宅で出産、その後、赤ちゃんが死亡するという非常に痛ましい事案がありました。

「妊娠25週以上の妊婦は新型コロナに感染すると重症化リスクが高くなる」と厚労省研究班の調査。妊婦とそのパートナーにワクチンを優先接種する自治体も】(2021.08.23 桃野ブログ)

そして8月23日付、厚労省から各自治体への「事務連絡」で、妊娠中の方やそのパートナーに対するワクチン優先接種に配慮するよう示されました。

この通知については既にメディアでも報じられています。

桃野も昨日(8/24)、世田谷区のワクチン接種を所管する部長らと顔を合わせて話をする機会があったので、その際「妊婦へのワクチン優先接種」を求めましたが、担当参事(部長級職員)の答えは「これから検討する」というもので、具体的スケジュール、中身を聞くことはできませんでした。もちろん、桃野からは「今そんなことを言ってるのは、いかにも悠長では。急ぎ対応すべき」の旨、話をしました。

ちなみに本日(8/25)の東京新聞では「江東区が妊婦の優先接種を開始、27日から予約」「新宿区でも27日から予約」の記事が掲載されていました。葛飾区も妊婦へのワクチン優先接種を始めたと報じられています。悠長に構えている世田谷区に対して、迅速に動けている特別区(東京23区)もあるのです。

 これまで、桃野は「妊婦へのワクチン接種啓発を」と区に求めてきましたが、それも未だ実現せず。新型コロナウイルス感染症はこれまでにない感染症だったことから、逆に日々「わかってきたこと」も増えています。新型コロナ対策は「これまで迅速性、柔軟性に欠けていた役所」が変われるかどうかも突きつけられている気がします。

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