「基礎疾患のある人」の対象は?厚労省が新型コロナワクチン優先接種の対象者を決定。
世田谷区議会議員、桃野芳文です。
新型コロナウイルスのワクチン。日本でも早ければ来春に接種が始まると言われています。
ワクチンの数にも限りがありますし、接種する体制にも制限があります。先日、桃野のブログでもお伝えしましたが、接種体制については各自治体で徐々に準備が進められており、世田谷区役所でも先日、ワクチン接種を所管する副参事(課長級)が新たに任命されました。
そして「誰から」接種をしていくかについてはこちらのニュース。
コロナワクチン優先接種の基礎疾患 がんや慢性心臓病など決定 #nhk_news https://t.co/Zs6nmOtxuj
— NHKニュース (@nhk_news) December 25, 2020
新型コロナウイルスのワクチンについて厚生労働省は、2021年2月下旬をめどに医療従事者、3月下旬をめどに高齢者(65歳以上)への接種を始める体制を確保し、その後、基礎疾患のある人などに優先して接種を行う方針を決定しました。
そして「基礎疾患のある人」については、がん、慢性の心臓病や呼吸器の病気、腎臓病、インスリンなどで治療中の糖尿病、免疫の異常に伴う神経疾患や神経筋疾患、染色体異常、重症心身障害、睡眠時無呼吸症候群などで通院や入院をしている方を対象とし、加えて肥満の程度を示す「BMI」が30以上の方も優先接種の対象とするようです。
以下、NHKニュースより。
【優先接種の対象となる基礎疾患は以下】
・慢性の呼吸器の病気
・慢性の心臓病(高血圧を含む)
・慢性の腎臓病
・慢性の肝臓病(脂肪肝や慢性肝炎を除く)
・インスリンや飲み薬で治療中の糖尿病、またはほかの病気を併発している糖尿病
・血液の病気(鉄欠乏性貧血を除く)
・免疫の機能が低下する病気(治療中のがんを含む)
・ステロイドなど免疫の機能を低下させる治療を受けている
・免疫の異常に伴う神経疾患や神経筋疾患
・神経疾患や神経筋疾患が原因で身体の機能が衰えた状態(呼吸障害など)
・染色体異常
・重症心身障害(重度の肢体不自由と重度の知的障害が重複した状態)
・睡眠時無呼吸症候群
上記いずれも通院や入院をしている方が対象。加えて基礎疾患以外に以下の方も対象です。
・肥満の程度を示す「BMI」が30以上。
新型コロナに罹患した場合に重症化するリスクが高いと思われる方がワクチン優先接種の対象ということになります。
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