2020-05-11
公立小学校でも事例あり。オンライン授業がまだ無理でも「オンライン朝の会」ならできるのでは。
世田谷区議会議員、桃野芳文です。
新型コロナ感染症対策で休校が続く世田谷区立小中学校ですが、本日(5/11)、新たな取り組みが公表されました。
こちら、世田谷区立の小中学校に子ども達が通う保護者向けの文書です。
【臨時休業中における自宅での学習について】(区教委からの文書、学校ホームページで掲載されているもの)
臨時休業中の児童生徒に自宅で、プリントと動画を組み合わせた課題を行ってもらう取組みです。
1)
学校からの課題(プリントなど)と、1週間の時間割表を配布。
同時に学習のポイントなどを紹介する動画を配信。
2)
児童生徒が時間割表に、1週間のどの時間帯に何を学習するかを記入。
3)
児童生徒が動画を閲覧し、課題に応じた学習(プリント学習など)を行い、学校に提出。
(課題の提出時に次回分の課題を配布)
導入動画→プリントによる学習→解説動画
4)
学校から課題の解説や提出物に関するコメントなどを配布
学校からの課題(プリントなど)と、1週間の時間割表を配布。
同時に学習のポイントなどを紹介する動画を配信。
2)
児童生徒が時間割表に、1週間のどの時間帯に何を学習するかを記入。
3)
児童生徒が動画を閲覧し、課題に応じた学習(プリント学習など)を行い、学校に提出。
(課題の提出時に次回分の課題を配布)
導入動画→プリントによる学習→解説動画
4)
学校から課題の解説や提出物に関するコメントなどを配布
*)
児童生徒は、1~4の流れを概ね1週間の頻度で繰り返します。
動画「せたがやスタディTV」は、各学校のホームページ からパスワードを入力して閲覧。
本格的にオンライン授業を開始するには、国会での議論を経た法令改正が必要です。しかし、このような非常事態ですから、現場が工夫しながら、子どもたちの学習機会を補償する取り組みを少しずつであっても進めなければなりません。それが今後、オンライン授業を可能にするための準備にもなります。
そして、本格的なオンライン授業の開始までには時間がかかるという前提で、桃野が良い取り組みだと考えているのが「オンライン朝の会」。
これなら、オンライン授業ではまだ、画面の前でじっとしてられないだろう低学年の児童相手にも適しています。
新学期が始まっても実質的には学校生活が始まっていない子ども達、そして教師達。この両者の関係づくりもまだ全くできてないというのが現実でしょう。
でも、5分程度の「オンライン朝の会」があれば、その場を通じて、関係づくりを開始することができます。更に、この5分であっても参加できない子どもが居れば、学校側はその背景を知る機会にもなります。(ICT環境が無い、虐待があるなど)
子ども達が、休校期間中の1日のリズムを作ることにも役立つはず。
こちらは、朝日新聞の記事。公立の小学校でも実施例があります。
【公立小でもオンライン、まず朝の会から 先生はスマホで】(2020.04.26 朝日新聞デジタル)
記事で紹介されているのは、埼玉県にある越谷市立新方(にいがた)小学校の事例。4月に赴任した田畑栄一校長の始めた取り組みで、この報道の時点で参加者は約7割とのこと。
小規模校からならスタートできるという事情もあるかもしれません。しかし、新たな取り組みに際しては、先ずやれる学校からやってみて、課題を洗い出すという方法もあります。
児童生徒は、1~4の流れを概ね1週間の頻度で繰り返します。
動画「せたがやスタディTV」は、各学校のホームページ からパスワードを入力して閲覧。
本格的にオンライン授業を開始するには、国会での議論を経た法令改正が必要です。しかし、このような非常事態ですから、現場が工夫しながら、子どもたちの学習機会を補償する取り組みを少しずつであっても進めなければなりません。それが今後、オンライン授業を可能にするための準備にもなります。
そして、本格的なオンライン授業の開始までには時間がかかるという前提で、桃野が良い取り組みだと考えているのが「オンライン朝の会」。
これなら、オンライン授業ではまだ、画面の前でじっとしてられないだろう低学年の児童相手にも適しています。
新学期が始まっても実質的には学校生活が始まっていない子ども達、そして教師達。この両者の関係づくりもまだ全くできてないというのが現実でしょう。
でも、5分程度の「オンライン朝の会」があれば、その場を通じて、関係づくりを開始することができます。更に、この5分であっても参加できない子どもが居れば、学校側はその背景を知る機会にもなります。(ICT環境が無い、虐待があるなど)
子ども達が、休校期間中の1日のリズムを作ることにも役立つはず。
こちらは、朝日新聞の記事。公立の小学校でも実施例があります。
【公立小でもオンライン、まず朝の会から 先生はスマホで】(2020.04.26 朝日新聞デジタル)
記事で紹介されているのは、埼玉県にある越谷市立新方(にいがた)小学校の事例。4月に赴任した田畑栄一校長の始めた取り組みで、この報道の時点で参加者は約7割とのこと。
小規模校からならスタートできるという事情もあるかもしれません。しかし、新たな取り組みに際しては、先ずやれる学校からやってみて、課題を洗い出すという方法もあります。
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