新型コロナで一斉休校中の小学生。家庭で勉強している子どもの割合は減っていくとの調査。
世田谷区議会議員、桃野芳文です。
政府は、新型コロナウイルスの感染拡大を収束させるため、緊急事態宣言対象地域においては、人との接触機会を8割削減するようにと呼びかけています。
医療現場、介護、ものづくりなど、現場に行かないと仕事にならない方も当然いらっしゃいますが、そうではなく、家で仕事ができる人は家で仕事をしてください(テレワーク)というのもその働きかけの一つ。
【政府 接触機会の8割削減へ在宅勤務徹底など重ねて働きかけ】
「やってみたら意外と良かった」「効率は落ちるけど、今は在宅勤務の方が安心」など、いろいろな声があるようですが、そこは「仕事」ですから、皆それぞれの考えのもとしっかりと向き合っているのでしょう。
ところが、これがまだ小学生となるとどうなのでしょうか。「学校が休みでも自宅でしっかりと勉強する」というのはなかなか難しいんじゃ無いかな。
今朝(4/15)の読売新聞に「休校中 勉強する子減少」の記事がありました。
以下、記事内容を要約。
・新型コロナウイルスの感染拡大で政府が一斉休校を要請していた3月~4月初旬の間に、小学生の家庭学習の状況を調べた結果を、ベネッセコーポレーションがまとめた。
・全国の小学4年~6年(4月現在)の子供を持つ保護者に聞いた調査。
・一斉休校の開始から時間が経過するにつれて、「勉強している」子供の割合は次第に減少する傾向。
・3月20日は86.7%、28日は81.6%、4月3日は74.6%と減少。
・「学習のペースが作れない」割合は、3月20日は41.8%、4月3日は50.8%。
・「今後の学習習慣が取り戻せるか不安」の回答は、3月20日は47.9%、4月3日は61.8%。
東京では、多くの小学校で休校。5月7日の再開が予定されています。このまま休校期間が長くなればなるほど、勉強している子どもの割合は低くなり続けるのかもしれません。
子どもの家庭学習をサポートすることも大切。
世田谷区では、youtubeを使って「せたがや まなびチャンネル」という動画を発信しています。体育3本、国語2本、外国語1本と、まだその内容は「充実している」とは言えませんが、世田谷区教育委員会でも試行錯誤しながら、子ども達の家庭学習のサポートに取り組んでいくと思われます。
【せたがや まなびチャンネル】(世田谷区のサイト)
【学びのすすめ(学校休業中の児童・生徒の皆様へ)】(世田谷区のサイト)
新型コロナウイルスワクチン接種。 有難いことに区内事業者、近隣自治体にご支援を頂く日々です。世田谷区で予約が取れないという方、こちらもご覧下さい。 これも新型コロナウイルス感染症対策の一つ。世田谷区議会では、オンライン委員会の準備が進んでいます。 映画「生きる」。なぜ多くの子ども達の命が失われたのか。子ども達の最期の様子を知りたい。巨大な組織を相手に懸命に闘った方々の姿が描かれています。 12年ぶり改訂「生徒指導提要」が公開。まさに桃野が求めてきた内容も。校則は児童・生徒、保護者、教職員が話し合いながら常に時代に合わせた見直しを。 ”自称”護憲派、世田谷区長の「裏の顔」。選挙前になると公用車で神社の例大祭へ。政教分離もどこ吹く風で玉串を捧げる!
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