あの病院は現在どのような状態か。通常通り受診できる?制限がかかっている?ネット上で確認できます。
世田谷区議会議員、桃野芳文です。
新型コロナウィルス感染症の拡大により、東京都では非常事態宣言下の「活動自粛」が求められています。
各自が不要不急の外出は控えた上で、外出からの帰宅時なども含めてこまめな手洗いを実践。一人ひとりの我慢で、少しでも感染拡大を抑えるように取り組まなければなりませんね。
現在、世田谷区で新型コロナウィルスの陽性と判明した方の数は以下になっています(世田谷区のサイトより)。
4月10日時点で154名。
新型コロナウィルス感染症に罹患している疑いがある方への対処が大切なのは言うまでもありませんが、その対処がその他の分野の医療行為を圧迫していることも見逃せません。
先日、ご相談を受けたある区民の方は「体調不良だったがなかなか医療機関を受診できなかった」とのこと。
ここ数週間、特に繁華街へ外出したこともなく、症状のある方や、感染の疑いが強い方と接触した履歴も無かったので、それを説明した上でも「発熱と咳の症状がある」と電話で説明すると受診を控えて欲しい旨の応答だったとのことでした。
限られた医療資源を適切に使いこなしていくためにどうすれば良いのか。これも感染力が強いウィルスが広がっていく過程で起こる問題です。
どの医療機関が今、どのような状態にあるのか。通常通り受診できるのか、制限がかかっているのか。そうした情報がネット上で確認できます。全国の入院病床を有する病院(20床以上)の状況についてですが、厚労省が内閣官房と連携し公開をはじめました。
【新型コロナウイルス感染症対策関係:全国医療機関の医療提供体制の状況を公開しました(β版)】(政府CIOポータル)
例えばこんな具合。
新型ウイルスの感染が疑われる場合は、帰国者・接触者相談センター(世田谷区の場合はこちらを参照)にまず相談し、そこで勧められた病院を受診する仕組みですが、その他の件で医療機関を受診する際には参考になる情報です。
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