世田谷で幸せに暮らしていた父、母、女の子と男の子。お正月を前にその未来を奪った犯人。事件解決を願ってやみません。
世田谷区議会議員、桃野よしふみです。
この時期になると必ず思い出します。「世田谷一家殺人事件」。
先日参加した「オウム真理教問題講演会」でも、最後に警視庁関係者から呼びかけがありました。曰く「どんな小さなことでもいい。何でもいいから、情報をお寄せください」。
それだけ捜査は難航しているということでしょう。事件から17年。犯行現場から犯人のものと思われる血液(DNA証拠)、指紋、身につけていたと思われる洋服など多くの遺留品が残されていたにも関わらず未だ犯人逮捕には至っていません。
【世田谷一家殺害事件】(wikipediaより抜粋)
2000年(平成12年)12月30日午後11時頃から翌31日の未明にかけて、世田谷区上祖師谷3丁目の会社員宅で、父親(当時44歳)・母親(当時41歳)・長女(当時8歳)・長男(当時6歳)の4人が殺害された。隣に住む母親の実母が31日の午前10時40分過ぎに発見し、事件が発覚した。大晦日に差し掛かろうとする年の瀬の犯行だったことや、犯人の指紋や血痕など個人を特定可能なもの、靴の跡(足跡)の他、数多くの遺留品を残している点、子供もめった刺しにする残忍な犯行、さらに殺害後に長時間現場に留まった可能性が指摘され、パソコンを触ったりアイスクリームを食べたりするなどの犯人の異常な行動、これらの多くの事柄が明らかになっていながら、犯人の特定に至っていないことでも注目される未解決事件。
私も過去参加したことがありますが、年末になると事件解決を訴えるイベントが開かれ、新聞やテレビでも報道されます。犯人逮捕、事件の全容解明は多くの方々の願いでしょう。
昨日(12/16)、区内で集会が開かれました。約100人が黙禱を捧げ、祭壇に花を手向けたとのこと。
【世田谷一家殺人事件から17年 解決願い地元で集会】
この世田谷で、幸せに暮らしていた一家。お父さん、お母さん、8歳の女の子、6歳の男の子。お正月を前にどんな1日を過ごしていたんだろう。その未来を一瞬にして奪い取った犯人がいます。桃野が、報道や出版物から知る現場の様子からは、家族を守るために、犯人に必死に抵抗したであろう家族の様子も推認されます。
事件現場となった家は(証拠保全のためでしょう)今も上祖師谷の地に建っています。桃野は現場周辺を通ることも多いですが、その時、この事件を思い出さないことは一度もありません。一刻も早い事件解決を願っています。
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