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世田谷区の桃太郎 桃野芳文Webサイトです
2017-03-18

取得、改修に注ぎ込む予算は5億円。閑静な住宅街で、地元の方々からも愛される活用に努めてもらわなければ困ります。

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世田谷区議会議員、桃野よしふみです。
今日のブログは、先日の予算特別委員会での質問から。
世田谷区が取得し、来年度から「旧山田邸」の名前で一般公開が予定されている建物をご存知でしょうか。これは、世田谷区成城4丁目、国分寺崖線の上に建つ古い家屋。土地は世田谷区土地開発公社において約三億六千万円で取得、建物は区が寄附を受けたというもので、桃野は平成27年3月18日(約2年前)の予算特別委員会でこれについて取り上げています。
その際(2年前)に、桃野が指摘をしたのは、大きく以下の点でした。
・この建物の件については、これまで委員会等を含め、議会で一切報告されていない
・個人の邸宅を区が譲り受けるというのは、そうそうない話。現在、区立瀬田四丁目広場になっている旧小坂邸、現在は区立成城五丁目猪股庭園になっている旧猪俣邸、これぐらいしか事例はない、数少ないケースでもあり、タイミングを合わせて議会に、報告がされるべきではなかったのか。
またその際「実際使える状態になるまでにお金がどれぐらいかかるのか」と質問したら、その時点では「まだわからない」というのが区の答弁でした。「今後、どれぐらいお金がかかるのかわからない建物を取得してしまうというのもいかがなものか」ということも、桃野は指摘をしています。
そこで、今回の予算特別委員会で、改めて関連予算を確認すると、平成28年度は、改修工事などに約1億4,800万円、平成29年度は管理委託で年間約510万円の予算ということでした。
取得に3億6千万円、改修に1億4,800万円、合わせて5億円以上。
議会に報告もなく、(議論がなされない状態で)、購入されたものではありますが、取得した今となっては、この5億円に見合う活用をしていかなければ、完全に税金の無駄遣いということになってしまうでしょう。
と言っても、先ず気になるのは、地元の皆さんから理解が得られているのかということ。
この山田邸が建つのは、成城4丁目、区内でも屈指のと言っていいでしょう、非常に閑静な住宅街です。建物の「5億円に見合う活用」ということであれば、イベント等で人の出入りも激しくなるのではないかと思いまが、区は、近隣の皆さんのご理解は既に得た上で、活用策を進めているのか。
予算特別委員会で区側に尋ねると、区の答弁は、歯切れの悪いものでした。そういった地元への事前の配慮はなく、土地・建物を取得してしまったようです。
(質疑の様子は、世田谷区議会のHPで動画で確認できます。動画の冒頭から桃野質問部分です)
「多額の税金をかけて整備したはいいが、ほとんど使われない施設」などとなってしまうのは困るわけですから、これでは事前の準備が不十分と言えるでしょう。配慮が足りない。
まずは、そう言った事前の準備が必須。遅きに失した感もありますが、これからでも、区は先ずはそこを配慮して進めるべきです。
そして、実際の活用策。
周囲には旧猪俣邸、野川沿いに建つビジターセンター、桜並木や、点在する緑などなど、街歩きや、ハイキングコースを組み立てるに適した場所がたくさんあります。また、地元の小中学校や幼稚園、保育園と連携して、生物多様性、自然保護について学ぶイベントを開くことも考えられるでしょう。周辺はホタルの生息地でもあり、ホタル観賞会なども開催できるかも。
何れにしても区は、建物の価値、場所の価値、これらをしっかりと活かして、地元からも愛される活用に努めてもらわなければ困ります。
繰り返しになりますが、区民の大切な税金が5億円以上注ぎ込まれ、これからも年間510万円ずつ管理に関するお金もかかる施設なのですから。
■改修工事終了が近い「旧山田邸」。区議会に報告なく取得され、これまで5億円超の費用がかかっている。
yamadatei
 

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