弦巻の放射能の続報。床下の瓶が原因との発表。
世田谷区弦巻で計測された高い放射の件。
NHKのニュース等で報道されていますが、続報をお知らします。
本日、6:30より区長の記者会見が行われました。
読み用の原稿を入手しましたので、こちらでご報告させていただきます。
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本日、異常に高い放射性物質の線量を記録した区内の現場で、環境測定専門会社に依頼して、精密な測定を実施しました。
区道で計測を終えた後に、民家の敷地内の測定をしたところ、さらに高い数値を計測し、その数値は家屋の壁面下でピークとなりました。
そこで、許諾を得て、民家の中に入り各所を計測したところ、高線量の場所があり、床下の紙の箱の中にある瓶類と思われるものから高い放射線量が出ていることを確認しました。
この時点で「放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律」に従って、文部科学省科学技術・学術政策局原子力安全課放射線規制室に通報し、本日夕刻より同省の検査官・審査官に現場に来てもらいました。
一方、環境測定専門会社が現場の樹木の葉及び土壌を検査・分析したところ、周辺の数値と変わらず特段に高い異常値は認められませんでした。そこで、今回の高い線量値が原発事故に由来するものではなく、民家床下に置かれていた放射性物質に起因する可能性が強く、現在確認を行っているところであります。
原発事故の影響を懸念しながら、あまりにも高い線量に徹底した原因究明が必要だと昨日は申し上げましたが、放置された放射線物質による高線量であることが確認出来れば、すみやかに規制当局と協議の上、除去をお願いすることになります。
まだ調査中であり、新たな事実が判明したならばお知らせしますが、現在のところの区として把握している中間報告は以上です。
(以上)
NHKのニュースによると、「古く、黒っぽい瓶、3~4本が放射線が出ている」
30μSv/hまで計測できる機器が振り切れた。
との報道がありました。
ニュースの内容は、上記原稿よりも具体的な内容になっています。
今後、情報が入りましたら、逐次報告いたします。
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