政務活動費の透明化は当然。有権者が手軽に議員の活動をチェックできる環境を!
昨日のブログで「政党交付金の使途を透明化すべし!」と書きましたが、今朝の朝日新聞にタイミング良くこちらの記事が掲載されていました。
「政活費使途、ネット公開進む? 都議会で一部先行」
桃野もこれまで、ブログで指摘していますが、東京都議会では、政務活動費(※)の公開が限定的。
インターネットで公開もされていないので、都民がその使途を手軽にチェックすることができません。
(桃野過去ブログはこちら)
■「議員が、新年会を一日7件はしごして、その会費を”公費”で払う。税金使って何をやっているのか」
■「ネットで公開しないとダメダメ!政務活動費の公開なんて当たり前のことだと思う」
今回の記事では、音喜多駿議員(北区)が、政務活動費から支払った費用の領収書や、収支の日付・使途などを一覧にした会計帳簿(出納帳)を自身のブログで公開していることを取り上げています。音喜多議員曰く「政活費への厳しい世論を考え、誰もが24時間チェックできるように、ネットで公開することを決めた」とのこと。
「議会が動かないなら、せめて自分が率先垂範」とばかりに、良識ある議員が個別に政務活動費の使途の透明化に取り組んでいるというところでしょう。
これまで桃野も「政務活動費の透明化は当然!」と主張してきました。
世田谷区議会では1円から領収書(もしくはそれに代わるもの)が必要。そしてネットで全ての領収書、使途が公開されています。
東京都議会では、音喜多議員の他、共産党都議団は会派として「会計帳簿」は公開しているとのこと。
共産党都議団も一歩進めて、是非領収書も全て公開してもらいたいと思います。
一方、音喜多議員の所属する会派には3人の議員がいますが、音喜多議員以外は今回の動きに同調していないようですので、是非会派を挙げて取り組んでもらいたいと思います。
東京都議会での政務活動費の使途の透明化。
未だ、良識ある議員による「個別の動き」にとどまっている現状ですが、これが有権者の声を盛り上げる事につながって欲しい。
そして「政務活動費を公開していない議員はおかしい」という流れになっていくことを期待しています。
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