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世田谷区の桃太郎 桃野芳文Webサイトです
2023-06-30

世田谷区の「5時のチャイム」は防災行政無線の作動確認。各区の「夕やけチャイム」にはそれぞれ特色があるんですね。改めて見ると面白い。

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世田谷区議会議員、桃野芳文です。

防災行政無線をご存知でしょうか。

そうでなくても午後5時に放送される鐘の音には聞き覚えがある方が多いのではないでしょうか。いわゆるチャイム「キンコーン、カンコーン」という音が、毎夕方5時、区内189箇所にある防災行政無線塔から流れます。

この音声「夕焼けチャイム」という呼び名もあるよう。

こちらは2021年の記事ですが、都内各区の「夕焼けチャイム」には、それぞれ特色があるんですね。こうして比較して見ると面白い。

 記事の中に「自治体が子どもたちの安全を守るため「おうちに帰ろう」と呼びかける防災無線を使った放送」とありますが、世田谷区のサイト【防災行政無線】を見ると確かに「子どもたちの健全育成も目的として」の記述がありました。以下引用。

設備が、いざというとき正常に作動しなければ、防災体制は根幹から機能しなくなります。常日頃からのチェックが非常に重要となりますので、保守点検を兼ねて無線放送を行っています。子どもたちの健全育成も目的として、毎日午後5時に「ウェストミンスター寺院の鐘」を放送しています。ご理解とご協力をお願いいたします。

本来は災害時に区民の皆様にいち早く情報を伝えるために設置されている防災行政無線ですが、世田谷区では作動を確認するために1日一回点検を兼ねて夕方にチャイムを鳴らしていて、それは子ども達に帰宅を促す役目も兼ねているということ。

ちなみに、Jアラート、全国瞬時警報システムも防災行政無線を自動起動して伝送する仕組みになっています。

今は世田谷区も含めて多くの自治体が、TwitterなどSNSからも災害時の情報を発信しています。それでもスマホを持っていない方、SNSを利用していない方もいらっしゃいますから、防災行政無線もまだ果たす役割があるでしょう。

豪雨などの際に「何を言っているかわからない」「聞こえない」などのお声が寄せられることもありますが、世田谷区では、防災行政無線塔の放送内容が聞き取れなかった時などに、その内容を電話で確認できるサービスを提供しています。

このサービスの電話番号は、明日7月1日(2023.07.01)から変更になりますので、ご注意ください。

防災無線電話応答サービスの電話番号が変更となります】(世田谷区のサイト 2023.06.28更新)

防災行政無線塔の放送内容が聞き取れなかった時に、専用電話番号に電話すると、自動録音された放送内容(24時間以内に放送された内容)を聞くことができます。

専用電話番号

令和5年(2023年)6月30日まで、0180-99-3151

令和5年(2023年)7月1日から、050-5536-6957

※通話料がかかります。

◾️【からぴょんと楽しく学ぼう!防災ウォーキング 上祖師谷地区編】(せたがや動画)より。防災行政無線塔の写真。防災行政無線塔は区内189箇所にあります。

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