マイナンバーカード。世田谷区は区のサイトにて「障害が発生した自治体と同様の障害は世田谷区において発生しない」との見解を発表しています。
世田谷区議会議員、桃野芳文です。
マイナンバーカード。桃野はコンビニエンスストアでの証明書発行サービスに重宝しています。24時間、身近な場所で証明書が取得できてとても便利。あと身分証明書として使うこともあります。
世田谷区によると、世田谷区でのマイナンバーカード交付数は、令和5年1月末時点で交付数539,784件(交付率58.9%)と6割程度の方が交付を受けています。利便性というよりも「マイナポイントがもらえる」というお得感が申請のきっかけになった方も多いのかもしれませんが。
さて、そんなマイナンバーカードですが、トラブルが相次いでいます。
河野デジタル大臣
マイナンバーカードを使ってコンビニエンスストアで住民票の写しなどの証明書を交付するサービスで、運営会社に対し、システムの一時停止を要請したことを明らかに
別人の証明書が発行される不具合は3月以降あわせて13件発生しています。https://t.co/fQNb1KwpYk
— NHKニュース (@nhk_news) May 9, 2023
加藤厚生労働大臣は、マイナンバーカードと一体化された健康保険証を医療機関などで利用した際に、別の人の情報がひも付けされていたケースが確認されたことを明らかにしました。
松本総務大臣は、全国の自治体に対し、システムを点検するよう要請しました。https://t.co/z3EFls54TJ
— NHKニュース (@nhk_news) May 12, 2023
【マイナンバーカード 印鑑登録証明書でも全国で11件の不具合】
すでに登録を抹消した印鑑登録証明書が誤って発行される不具合が、全国で合わせて11件確認されました
内訳は熊本市で5件、新潟市とさいたま市で、それぞれ3件ですhttps://t.co/w3D2hD0kZ6#nhk_video pic.twitter.com/d8R5uxd1jZ
— NHKニュース (@nhk_news) May 16, 2023
報道によると、コンビニエンスストアでの証明書発行サービスの不具合はシステムの不備が原因、健康保険証に別人の情報が紐付けされていた件は、健康保険組合の職員による誤入力が原因とのことです。
こういうことがあると、マイナンバーカードそのものに対する信頼感が揺るがせになりますし、医療事故にも繋がりかねないのではと思ってしまいます。
桃野はマイナンバーカード、マイナンバー制度は推進すべきだと思っていますので、こうした不具合、ミスに対する再発防止策にはしっかりと取り組んでもらいたいし、国民が信頼できる便利な仕組みになって欲しいと思っています。
ということで、世田谷区民のマイナンバーカードは大丈夫?ということですが、世田谷区は区のサイトにて「障害が発生した自治体と同様の障害は世田谷区において発生しないと富士通Japan株式会社より報告を受けています」と公表しています。「事業者が大丈夫と言っています」という何かモヤモヤする表現ではありますが「区が大丈夫だと判断した」ということは間違いありません。
以下、サイトを参照ください。
【証明書コンビニ交付サービスに関する報道について】(令和5年5月17日 世田谷区のサイト)
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