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2022-04-26

世田谷区の新型コロナワクチン接種会場にて。1週間で3,645回分のワクチンを廃棄。原因は「適切な温度管理できず」。

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世田谷区議会議員、桃野芳文です。

世田谷区の新型コロナワクチン接種会場にて、又もや未使用のワクチン825回分が廃棄されてしまいました。原因は、ワクチンの適切な温度管理ができていなかったから。ここ1週間のうちこれで三度目です。

最初にこのような事が起きたのは4月20日、その際は1920回分(小児用)のワクチンが廃棄されています。以下関連ブログです。

世田谷区の管理ミスにより、新型コロナワクチン約2000回分を廃棄。原因は「冷蔵庫のコンセントが正しく接続されていなかった可能性」との説明

そして同じ集団接種会場でその翌日に900回分(大人用)を廃棄。

この2つの廃棄について、区は以下を原因としています。

・4月20日

ワクチンを保管する冷蔵庫、蓄電池、アダプター、電源と繋ぐのだが、蓄電池とアダプターを繋ぐプラグ(アダプター側)に緩みがあった。

・4月21日

蓄電池へのプラグに繋ぎ間違いがあった。更に蓄電池の充電が不十分だった。

そして本日公表された三度目のワクチン廃棄は、小児用750回分、大人用75回分の合計825回分。

3回の合計で3,645回分の新型ワクチンが廃棄となりました。

区は今回も「適正な温度で保管されていないことが判明し廃棄した」としています。冷蔵庫内の温度が適切に保たれていなかったとする一方、なぜそのようなことが起きたかについては調査中としています。

ちなみに、桃野が所管課長に尋ねた際は「プラグは正常に接続されていなかったという報告はない」と言っていました。つまり温度が適切に保たれていないことが判明した時点で「プラグは正常に接続されていた」ということなのでしょう。そして、20日、21日のワクチン廃棄以降、他の会場でも機器の不具合などはないか徹底的に確認をしたにも関わらず、今回の廃棄が起きたとも言っていました。

立て続けに起きたワクチンの廃棄。機器の点検もしていたのにも関わらず、なぜこのようなことが起きたのか。まだ区は詳細を明らかにしていません。

■世田谷区長が本日(4/26)記者会見にて、三度目のワクチン廃棄を明らかにしています。会見の様子が以下動画でご覧いただけます。

区長記者会見(令和4年4月26日)

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