子ども、女性が犯罪から身を守る方法
春の風景です。
大きなランドセルを背負って通学する新一年生。
小学生になるといよいよ、保護者の付き添い無しで通学を始めます。
通学だけでなく、子どもだけで行動する機会も増えることになるでしょう。
保護者だけでなく、周囲の大人が子どもたちの見守りに気を配らなければいけません。
犯罪から子どもを守るのは、善良な大人の目です。
でも、もちろん子どもたちには、自分を守る方法をしっかりと教えてあげることが大事。
防犯ブザーを携帯している子どもも多いようですが、ブザーのみに頼ってしまうのはお勧めできません。
大人が手で握りしめればブザーの効果も十分だとは言えませんし、いざというとき、ブザーを鳴らす余裕があるかという問題もあります。
犯罪者は「子どもはブザーを持っている」ことは十分頭に入れています。
子どもたちには、ブザー以外の”護身術”を教えておきましょう。
本日(4/1)の東京新聞に「自分で身を守る6か条」が掲載されていました。
抜粋、要約してご紹介します。
・防犯ブザー
引っ張る部分がヘソのあたりに来るよう取り付ける。
後ろから抱きつかれても鳴らせるか練習しておく。
電池切れを定期点検する。
・「行きません」
知らない人が、お菓子やゲームを話題に誘ってきても絶対についていかない。
「行きません」と断る。
・大声と身振り
何かあれば「助けて!」と大声を出す。
体をくの字に曲げ、大きく手を振ったり、足を踏み鳴らして遠くの人にも気づいてもらえるように。
・20m全力疾走
不審者は、狙った相手が20m逃げるとあきらめるという。
全速力で逃げる。場合によっては持ち物は捨てる。
・ジタバタ
手をつかまれたら、おしりを地面につけ捕まらないように相手に向かって足をバタバタさせる。
・かみつく
捕まってしまったら、かみつく。
指先が一番痛いが、とにかくどこでも良いのでかみつく。
相手がひるんだすきに逃げる。
※ジタバタは体力にあわせて10秒、20秒と延ばす練習を。
※かみつきは、かまれる所にタオルを巻いて実際に練習しておく。
子どもだけでなく、力の弱い女性にも応用できそう。
備えあれば憂いなしです。
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