電気自動車は「走る蓄電池」。世田谷区のお隣狛江市には災害時「リーフ(電気自動車)」が無償提供される協定が。
世田谷区議会議員、桃野芳文です。
今日は地域の皆様と「世田谷区・狛江市合同防災訓練」に参加してきました。
世田谷区と狛江市の境にある喜多見駅に集合、そこから狛江市立第五小学校へ。徒歩15分強かな。
世田谷区と狛江市は、大規模災害に備えて「災害時相互応援協定」を結んでいて、避難所の相互利用などができることになっているのです。今日は、午前9時に首都直下型地震が発生した想定での訓練。
先ず、小学校の体育館へ。大きなホワイトボードで情報を伝えるのはいいですね。
定番のAEDデモ。これは何度でも確認しておくべきですね。いざという時冷静に使えるようにしておかなければ。
炊き出し訓練はアルファ米。「わかめご飯」と「チャーハン」。チャーハンもお湯で戻してちゃんとチャーハンになるんですね。試食させていただきましたが、災害時の食事としては十分に美味しいです。子どもも好きそうな味。
こちらはわかめご飯。
液体ミルク。グリコさんが情報提供&試飲提供をしてくださってました。こちら試飲させていただきましたが、美味しい。しっかり濃いミルクでした。
ちなみに東京都はこんな情報発信をしています。「都民の液体ミルクに関する理解を促進することを目的として、専門家の監修のもと、動画とリーフレットを作成しました。是非ご活用ください」とのこと。
桃野、初めて他自治体の避難所を拝見させていただきましたが、勉強になりました。世田谷区ではやってないことで「これいいな」ということも。
こちらは「災害時に全国の畳店から避難所に畳を無料で届けるプロジェクト」。狛江市とは協定を結んでいるようです。今回、この取り組みをご紹介されていたのは世田谷区内の畳店の方でしたが、世田谷区とはまだ協定結んでいないよう。
今日もそうでしたが、冬の避難所、学校の体育館の床はとても冷たくて決して快適とは言えません。畳があれば高齢者の方、小さなお子さん、とても助かるだろうなと思います。
こちらは日産リーフ(電気自動車)を発電機として利用するデモ。
こちらは、日産自動車、日産プリンス自動車販売、狛江市が協定を結び、災害時はリーフが無償で提供されることになっているそうです。今日は細かい説明はありませんでしたので、どれほどの規模で提供されるのかわかりませんでしたが、一台でも二台でも提供してもらえれば、災害時、それはそれは助かりますよね。
電気自動車は、走る蓄電池。リーフ一台で、一般家庭ほぼ4日分の給電が可能とのことです。
今回見せていただいたことで、世田谷区でも取り入れられることはあるのではないかな。今日は体験の日。これから深く調べて世田谷区の災害対策を充実すべく、政策提言につなげていきたいと思います。
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