2018-01-28
なぜ「餅つき」をするの?「餅が祝い事に欠かせないから」の他に意味がある。そして、それは今も生き続けていると思う。
世田谷区議会議員、桃野よしふみです。
この一週間は、地域の皆さんとの新年会が続いておりましたが、今日は「お餅つき」。
喜多見駅前広場にて、喜多見商店街主催のお餅つき大会に「つき手」として参加しておりました。
蒸したもち米を潰し、餅をつくのは、主に4人。少数精鋭(?)で、何とかこなしました。腰が痛いのは明日だと思いますが、右の前腕は餅つき開始からほどなく筋肉がパンパンに。お餅つきを全てこなした後に、桃野もお餅を頂いたのですが、お箸も上手に持てない状態でした。明日、どうなっちゃんだろう、これ。
ともあれ、あんこ、きな粉、大根おろしの3種類で、それぞれ1パック100円が2時間ほどで完売御礼。子ども達にも餅つき体験をしてもらって楽しかった!
先日、地域の新年会で、齢70過ぎの方とお話ししていると「昔はうちでも餅をついたけど、最近は家でやる人はほとんど居ないもんね」とのお話しをされていました。
年末のお餅つきは鏡餅をつくるため、それは神様を迎えるためという意味もありました(お正月の鏡餅に歳神様が宿る)。年が明けてからの餅つきはお雑煮などの準備。古来、稲作は信仰と深く結びついていて、餅はお祝い事に欠かせませんでした。
そして餅つきを始め「餅をつくる」作業は一人二人でできることではありません。こうした作業を通じて家族や地域の絆を深めるという意味もあったでしょう。時代が変わっても、この意味において、しっかりと「お餅つき」という行事が受け継がれているのだと思います。
地域で、幼稚園や保育園で、学校や会社で、仲間内のイベントでも。力を合わせてお餅を作って、みんなで食べる。買ってきたお餅よりも格別に美味しいのには理由があるんじゃないかな。
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