駅頭活動でのこと。白杖を持った女性から、気づきを与えて頂きました。
世田谷区議会議員、桃野よしふみです。
街で、門松などのお正月飾りを目にすることが増えました。いよいよ年末。
朝の駅頭活動も、少し通勤の方が減ってきたような気がします。今週から既に年末年始のお休みに入った方もいらっしゃるのかな。
さて駅頭活動といえば、一年振り返ると「あー、あんなことがあったな」と、あれこれと思い出すこともあります。
駅頭活動で今年記憶に残っていることの一つ。こんなことがありました。
ある駅で、白杖を持った女性がこちら(駅の方に)に歩いてくるので、マイクを切って、声をかけに行きました。
「駅に行くんですか?お手伝いします」
桃野は右腕をお貸しして、駅の改札へ。
途中、少しお話ししながら行くと「改札の前に柱があるでしょう、そこで待ち合わせだからそこへ」とのこと。
桃野はそこまでお連れして、元の立ち位置へ。
桃野の立ち位置は、女性の待ち合わせ場所からは数十メートルはあるでしょうか。こちらの視野からも外れていたので、駅頭活動に集中するうちに、女性をそこへご案内したことは自然と頭の中から消えて行きました。
すると、駅頭活動に戻って15分、20分ぐらい経っていたでしょうか。先ほどの女性が別の女性とこちらに向かってくるのが見えます。
どうしたのかなと横目で追いながら、マイクで話していると「失礼ですが・・・、先ほど案内してくださったのは・・・」と恐る恐る声をかけてくださいます。
「はい。私です。どうされました」と答えると、桃野の演説する内容に興味を持ってくださったようで「区政レポートも下さい」と言っていただきました。(点字がなくてすみませんと言うと、読んでもらうから大丈夫とおっしゃっていました)
視覚に障がいのある方だからこそ、かもしれませんが、桃野の話している内容に耳を傾け、待ち合わせの間、すっと聞いて下さっていたんだなと思うと、嬉しくもあり、身が引き締まる思いです。
そして。
点字の区政レポートってどうやって作るんだろう。視覚障がいの方向けに数部(小ロット)でも作れるのかな。コストはどれくらい?
同時にそんな思いも。
本来ならば、区政レポートもユニバーサルデザインでないといけないよな。
これも来年に向けての課題です。
来年も多くの区民の方に。駅頭で、街で、議会で。区政で起きていることを懸命に発信していきたいと思います。
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