「行きすぎたリベラルが、ダウンタウンの荒廃を招いた」そんな街に子ども達を派遣する世田谷区
世田谷区議会議員、桃野芳文です。
本日のブログも先の区議会代表質問から。
桃野は区長に対し、子ども達の安全・安心を求めて質問をしました。
世田谷区ではこれまで、姉妹都市であるカナダのウイニペグ市、オーストリアのウイーン市ドゥブリング区、オーストラリアのバンバリー市との間で小中学生の派遣及び訪問団の受け入れによる教育交流事業を行ってきました。
ところが今回新たに、姉妹都市でもないアメリカのオレゴン州ポートランド市への中学生派遣事業を始めるとのことです。
桃野は区が、子ども達の海外体験を後押しすることには賛成。教育活動の一環として積極的にやるべきだと思います。
ところが、今回はこれまでと全く違う経緯、要素でスタートする海外派遣。ポートランドは、これまで区長が礼賛し、並々ならぬ思い入れをシンポジウム等で語っていた街なのです。
確かにポートランドは、2010年代「全米一住みたい街」として日本のメディアや雑誌等で大々的に取り上げられ、一種のポートランドブームとも言える状況がありました。区長がポートランドに関する著書を書いたのもそうした時期。
しかし今では、かつての美点は失われ街は荒廃しているとの報道もあります。
一般財団法人日本経済研究所がWEB掲載している「米国ポートランド視察ルポ ~変貌する中心市街地の現状と日本のまちづくりへの示唆~」2025年6-7月号には、「市中心部では、ホームレスや薬物中毒者、空きテナント、まちの不衛生さ、歩行者の少なさ等が目立ち、過去に賞賛されていた公共交通や歩行者用の賑わい空間も、利用者は殆ど見られなかった」また「行きすぎたリベラルがダウンタウンの荒廃を招いた」旨が示されています。
沖縄県名護市辺野古沖で小型船が転覆し、研修旅行の平和学習中だった同志社国際高校の女子生徒と船長が死亡した事故も記憶に新しい中でもあります。
このような場所へ、区長の思い入れの強いまちだからと言って、区内の中学生を派遣するのは適切か。
派遣される子ども達は間違いなく安全だと言えるのか。
と、区側に問いました。
区側の答弁は、概ね以下内容でした。
・多様性を尊重する文化や先進的なまちづくりなど特色ある取組が数多くあるほか、社会課題を含めた現地の実情に触れることも生徒の学びにつながる。派遣先として適切だ。
・派遣を委託している旅行業者や現地校の関係者から随時いただいている情報や、昨年実施した現地確認の状況を踏まえ、安全確保に万全を期しながら実施する。
ここでも世田谷区は「多様性」を錦の御旗に掲げ「行きすぎたリベラルがダウンタウンの荒廃を招いた」街に、子ども達を派遣するようです。
繰り返しになりますが、桃野は子ども達を海外に派遣するのは賛成。でも、もっと他に良い場所があるのではないでしょうか。引き続き区に提案を続けて参ります。
質問と答弁の様子は以下、動画からご覧下さい。













コメントを残す