世田谷区役所第二庁舎ロビーでは大きな青いハートがお出迎え中です。自閉症の人たちの行動や態度の意味を理解し、愛情をもって支援を。
世田谷区議会議員、桃野芳文です。
現在、世田谷区役所第二庁舎のロビーでは、大きな青いハートの装飾がお客様をお出迎えしています。
4月2日から8日、国連が定める「発達障害啓発週間」に行われているイベントの一環。自閉症をはじめとする発達障がいの特徴を多くの方に知っていただき、理解して頂こうとの趣旨です。
4月2日は、国連が定めた「世界自閉症啓発デー」。国内の各自治体では、4月2日から8日の「発達障害啓発週間」に合わせて様々な啓発活動が行われています。こちら参照ください↓
【世界自閉症啓発デーや発達障害啓発週間に関連する日本各地の取組を紹介します】(世界自閉症啓発デー 日本実行委員会公式サイトより)
世田谷区では3月26日(金)から4月8日(木)まで区役所第二庁舎のロビーを、NPO法人東京都自閉症協会と協力して、自閉症啓発のカラーである青色で装飾しています。
自閉症をはじめとする発達障がいは、見た目で障がいがあることがわかりにくく、行動や態度により誤解を招くこともあります。自閉症や発達障がいに対する知識を正しく持ち、それぞれにとって必要な支援を心がけることが、誰もが住み良い社会を作るために必要なことではないでしょうか。
以下、上記公式サイトより抜粋。
自閉症は「常に自分の殻に閉じこもっている状態」と考えられたり、「親の育て方が冷たかったということが原因ではないか」と思われることがありますが、これは考えは正しくありません。脳の発達の仕方の違いから「他の人の気持ちや感情を理解すること」「言葉を適切に使うこと」「新しいことを学習すること」などが苦手であり、一般的な「常識」と思われることを身につけることも苦手です。このため、真面目に取り組んでいても、誤解されることがあります。
なお、自閉症の人たちは、とても「純粋」で、自分の感じたままに話したり、行動したりすることがあり、感覚が過敏であったり記憶が抜群な人もいます。
このような、自閉症の人たちの行動や態度の意味を理解していただき、愛情をもって支援していただくことを願っています。自閉症の人たちは、周囲の愛情と支援によって大きく育つことができるのです
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