熱中症は誰でも予防できる。しかしそれを怠れば最新医療でも手の施しようが無い事態にもなる。
世田谷区議会議員、桃野芳文です。
本日も全国各地で”危険な”暑さとなっています。
【速報 JUST IN 】静岡 浜松 気温40度に 熱中症に厳重警戒 #nhk_news https://t.co/s7qIBjJ274
— NHKニュース (@nhk_news) August 16, 2020
報道によると、今月11日から12日の二日間、熱中症で死亡された方は東京都内で14人(NHKニュース) 。都内だけで、2日間で14人の方が命を落とすというのは非常に厳しい災害だと言って良いでしょう。本日も含めて引き続き、熱中症への注意が必要です。厚生労働省のサイトを見ると以下の言葉が。
熱中症は
– きちんと対策を行い
– 適切な処置を行えば必ず防止,あるいは軽症で済ますことができる災害である。
• その一方で
– 対策を怠ったり
– 適切な処置を行わなければ現代の最新医療でも救えない,非常に重篤な災害となりうる。
これは肝に銘じるべき言葉ですね。誰でも予防できる。しかしそれを怠れば最新医療でも手の施しようが無い恐ろしい事態になる。厚生労働省の作成資料によると、熱中症の大半は生活環境で発生していて、特に全体の4割は「住居」で起きています。
「節約のためにあまりエアコンは使いたく無い」という方もいらっしゃるようですが、そうした考えで健康を害してしまっては元も子もありません。エアコンは上手に使って健康維持。上手に使って賢く節約すべき家電です。
大阪市に本社を構える世界的空調機器メーカー「ダイキン工業」のサイトには「エアコンの上手な使い方」についての記載があり参考になります。以下、サイトから要点を抜粋。
【できることはたくさんある! 節電のための、エアコンや住まいのひと工夫】(ダイキン工業のサイト)
・2週間に一度フィルターを清掃して冷房効率を維持
・設定温度を下げる前に風量を強くする
・風量は「自動設定」にして余分な電力を使わない
・スイッチの入り切りで温度調整はしない
・室外機は日陰に設置するか日除けで直射日光を避ける
・室外機の吹き出し口をふさがない
・帰宅したら先ずは喚起して熱を逃す
・留守中は雨戸を閉めておく
「風量を強くすると少し消費電力は増えるが、温度設定を下げることで消費する電力と比べるとわずか」とのこと。扇風機を併用して体に適度な風を感じることも涼しさを感じるために効果的のようです。又、別のサイトですが、同社の方が「30分程度であればつけっぱなしのほうが電気代を節約できる」とコメントされていました。エアコンはスイッチを入れる際に大きな電力を必要とする機器のようですから、短時間でエアコンのスイッチを入れたり切ったりしない方が良いとのことです。
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