世田谷区立小中学校において、通常の時間割による授業等は、5月7日(木)からの再開を目指すこととなりました。
世田谷区議会議員、桃野芳文です。
世田谷区立小中学校の新学期(当初の予定は4月6日月曜日が始業式)について発表がありました。
端的に言えば「学校再開の延期」です。
以下、区の発表より抜粋、要約です。参照ください。
・東京都における新型コロナウイルス感染症の感染者数の拡大状況等を踏まえ、世田谷区の区立小中学校においては、通常の時間割による授業等は、令和2年5月7日(木)からの再開を目指す。
・令和2年5月1日(金)までの間は、学年ごとに登校日や登校時間を異ならせる分散登校などにより子どもたちの安全に十分に留意した措置を講じたうえで、授業・学習指導等を実施する。
・令和2年5月1日(金)までの間は、次の措置を講じることにより、可能な限り児童・ 生徒が密集しない形として分散登校・授業を実施する。
1.学年ごとに登校日や登校時間を異ならせ、学校に同時に滞在する児童・生徒の数を最小にする。
2.児童・生徒の分散登校日を3日ごと(土日祝日を除く)に設定し、登校時間は半日とする。
3.一つのクラスを複数の教室に分けたり、面積の広い教室等を利用するなど教室の利用の仕方を工夫する。
4.給食を挟むことにより、午前に登校する児童・生徒の下校時刻と午後に登校する児童・生徒の登校時刻が重ならないようにする。
5.登校した日に、次の登校日までの学習指導を行う。
・ 園児・児童・生徒・教職員等に罹患者等を生じた場合は、世田谷保健所による調査を行い、罹患者の行動範囲に応じた「施設の消毒」「学級閉鎖」「学年閉鎖」「学校閉鎖」な ど状況に応じた対策を講じる。
・新型コロナウイルス感染症への懸念から保護者の方がお子さんを指定された登校日に休ませる場合、欠席扱いにはならない。
上記内容含めた詳細は今後、各学校を通じて、各家庭に連絡されます。
■世田谷区のサイトも参照ください
新学期における区立小中学校の授業等について【4月1日20時更新】
登校日を設けることには反対です。
小学生二人の子供がいます。学校が休業になった時に比べて、感染者数は増えているのになぜ子供達を集めるのかわかりません。
たくさんの子供達の中で、家にとじ込もっていた子もいれば、人混みに出掛けた子もいるでしょう。
子供達を集めるということは、そんな様々な子達を一緒に密集させるということです。
桃野先生、個人としてはどのようにお考えなのですか。
私はとても不安です。
親の判断で休む子も出てくるでしょう。そんな用心深く、コロナ対策をしっかりしている子ほど、
学校が再開したときに、登校日に来ていて顔見知りを増やした子供達に馴染めず、かわいそうなことになりませんか。