「1995年・17−145の悪夢」「2015年・スポーツ史上最大の番狂わせ」そして、2019年へ!
世田谷区議会議員、桃野よしふみです。
今朝の朝刊各紙の一面には、「2019年ラグビーワールドカップ組み合わせ決定」の記事が。
(日経新聞は一面に掲載無しでしたが、スポーツ面には大きな記事がありました)
2019年ワールドカップが日本開催ということもあるとは思いますが、「組み合わせ決定」の段階で、このような報道ぶりは嬉しい驚きです。
ラグビーワールドカップが始まった80年代後半から、ついこの間まで。
日本のラグビーが世界の舞台で強豪国と渡り合えるということは、ラグビーファンであればあるほど、現実として考えてなかったのではないかな。
1995年に開催された第3回ワールドカップでは、ニュージーランド(オールブラックス)に、17-145で大敗するという悪夢もありました。
(惨敗の悲しさと共に、FL梶原宏之が最後まで貫いたプライドの発露も又、桃野の記憶には残っています)
ところが先のワールドカップでは、過去2回優勝、前大会も優勝候補の一角であった南アフリカ代表(スプリングボクス)を、日本代表が倒す歴史に残る勝利。日本国民がラグビー日本代表を見る目が俄然変わりました。
(ちなみに、Sボクスは前述の1995年大会決勝で、日本を完膚なきまで打ちのめしたAブラックスを破って初優勝しているチーム)
日本中に、そして世界に、日本ラグビーの真価を見せつけるのが、次回2019年、日本開催のラグビーワールドカップということになります。
昨日の組み合わせ抽選の結果、日本はA組に。
(簡単に言うと、世界の強豪がうまく各組にバラける仕組みで抽選される仕組みです)
・アイルランド(世界ランク4位)
・スコットランド(同5位)
・日本(同11位)
・欧州予選1位(ルーマニア?)
・欧州・オセアニアプレーオフ勝者(トンガorサモア?)
まだまだ強豪国とは言えない日本にとって、どの1次リーグに入っても厳しい戦いではあるのですが、これは非常に楽しみな組み合わせ。過去ワールドカップで3位以上に入った国はA組内に一つもありません。
スコットランドとは、1989年5月、秩父宮競技場でのテストマッチ(この一戦は間違いなくテストマッチ=国代表同士の正式な対戦)で宿沢広朗監督(当時、住友銀行の銀行員であった)率いる日本代表が対戦、28-24で初勝利を挙げています。ちなみにこの勝利は、日本ラグビーが、世界のラグビー強豪国(欧州5カ国+南半球の3カ国)を始めて破った試合となりました。
2015年ラグビーワールドカップでは南ア戦後の2戦目に対戦し10-45で日本代表が敗退。
2016年はスコットランド代表が来日し対戦。日本代表の2戦2敗(13−26、16-21)
アイルランドについては、2005年に来日し対戦。日本代表の2戦2敗(12-44、18-47)
そして、組み合わせ抽選会以前に決まっていたことですが、今年の6月、アイルランド代表が来日して日本代表と2戦することになっています。偶然にもワールドカップを2年後に控えて、彼我の力を比べる良い機会かも。これも楽しみ。
ラグビーに興味のない方には、どうでもいいブログになってしまいましたが、兎にも角にも2019年のラグビーワールドカップは日本開催。これを機に、日本におけるラグビーの草の根振興にも取り組んでいきたいと思っています。
タグラグビーという、身体接触が少なく、老若男女が安全に楽しめるラグビーもありますし。
そういった気運醸成のためにも日本代表がんばれ!
■写真は2016年、区立小学校でリコーブラックラムズの皆さんに開催していただいたタグラグビー教室
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